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〈3B・1・4〉 基本優しく、たまに怒らせろ
気分変調症の人を相手するには、基本的には優しく接してたまに怒らせるのがよい。意図的に怒らせるのである。ただし、長く深い恨みを買うような怒らせ方はしてはいけない。瞬間湯沸かし器のような突発的で感情的な怒りは長続きしないので、妻がなにか鬱憤が溜まっているなと感じたら、その鬱憤をつついてわざとヒステリーを起こさせよう。瞬間的な怒りの爆発は、涙を流すことがそうであるように、心の浄化作用をもたらす。こうすることで翌日には妻の気分が良くなってニコニコしだす。家庭の安息がもたらされる。え?じぶんのほうに不満が溜まるからイヤだって?妻を怒らせない旦那は良い旦那とは言えない。頭が良くて旦那の支配欲が強すぎて、家庭内の人間関係がぐちゃぐちゃになっているケースがよく見られるが、これは妻を抑圧して、家庭内のコントロール権を持たせないことに端を発していることが少なくない。妻側からみれば怒らせてくれない旦那には落第点をつけざるをえない。長く社会人をやっていれば、理不尽に怒られることなど山ほど発生する。それに備えて、妻を練習相手にして、理不尽さを右から左に受け流せるしなやかなメンタルを育て上げておこうではないか。




