表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
燈崎琴莉の革命日記  作者: 倉石 雨


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/9

8.板垣大学も占拠されるってマジ?

板垣大学も占拠されるってマジ?

「楯の会ってのは存外、教育が好きなんだな〜」

一緒に来ていた担任が感慨深げに呟いた。

我々は楯の会正統派で(ザザザザザザザザザザ)ある!(ザザザ)フグタイテンノテキデアルハンカクメイxx…」

音の反響や雑音でよく聞こえないが学生が声を張り上げて拡声器で演説だかなんだかをしてるらしい。

「よく聞こえないけれど…ここのはセイトウ派らしいですね」

「なんだ?伊藤高校の連中とは違うのか?」

「よく覚えてないですが、高校を占拠している勢力は『ジョードー』を重視してるらしく、大学の『知識ジンソー』には歓迎されてないらしいんです」

「なるほど。つまり理論派と情動派がいるわけだな?」

「やけに理解が早いんですね?昔なにかそっち系の運動にでも?」

「あ〜まぁ………ちょっとやってたよ。何せ'90年闘争の世代だったからな」

「なるほど?」

難しそうな話で面倒そう。突ついたら延々と自慢話されそう。

「えっ先生'90年闘争の参加者だったんですか!」

寧々がパタパタと小走りしながら向かってきた。

なんでこんなタイミング良いわけ…?


その後、担任の母校『東京方面大学』での'90年闘争について延々と聞く羽目になった。なんで伊藤高校の勉強をするために板垣大に来たのに東方大の昔話を聞かされなきゃいけないんだろう。寧々はそんな気持ちは全くないみたいで終始熱心に…なんならメモを取りながら聞いていた。私も角材や鉄パイプの改造方法についてや、大学内恋愛のところは結構真面目に聞いた。

途中で結局昨日のマクダナに行って、教師1人、生徒2人の特別授業みたいになった。

寧々が延々と質問するので結局それだけで1日潰れてしまった。

最後には寧々も担任もホクホク顔だったので…まぁ良いけど。成績上がらないかな。


今日唯一得られたものがあるとすれば担任が奢ってくれたマクダのセットくらい。

期間限定バーガーって割と私の口には合わないことがわかった。

次回、今回こそ勉強させてよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ