22.眠い。
少々、個人的な話をさせてください。
というのも私の祖母が倒れたらしいのです。
しかも脳梗塞?であるとか、癌であるとかで、もう余命幾許もないらしいのです。
本日、お見舞いに行こうと少し遠くまで向かうことにしまして、もしかすると少し投稿が遅れるかもしれません。
眠い。
「___でね…
目の前の寧々は私の顔を見て嬉々として色々なことを語っている。
ここは私の部屋、そしてベッドの中。ライトは消えてて実のところそんなに寧々の顔は見えない。
「ねぇ寧々…」
寧々の髪を触りながらそう言う。
「ん?どうかしたの?」
「寧々って、どうして一人になったの?」
「…えっとね、パパとママが死んじゃったから」
「どうして?」
眠たい。
「交通事故。家族でバスに乗ってたんだけど、運悪く逆走車に突っ込まれたみたいで…」
「大丈夫だった?」
…眠い。
「私は…ちょっとバスに乗れなくなったくらいで、大丈夫だったけど…パパは即死しちゃって、ママは植物状態になっちゃった」
「そっか」
そう言って私は寧々を撫でた。
「そういう…琴莉は?」
「死って寧々はどう捉えてる?」
「…?…琴莉?」
「私はその人が立ち止まったり、倒れたりすることだと思う」
「そうなんだ」
「私達は生まれた時から歩き続けてて、それが終わる瞬間が立ち止まったり、倒れたりする瞬間」
「…つまり、親しい人が死んだからって、その人を一生悼み続ける…立ち止まることはできないし、それをやるとすれば自殺に行きつく…で、立ち止まらなければゆっくりとでもは距離が空いていくんだね」
「そう…やっぱり寧々は賢いね」
そう言って寧々を撫でる。
「えへへ…ありがと…」
「じゃあ…おやすみ」
「えっあ、うん…おやすみ」
嫌な夢を見た。それがどんな夢だったかは思い出せない。ただ、家族に関することだったように思う。
「あ…起きた?おはよ」
私の胸の中に寧々がいて、ひょっこり顔を覗き込んできた。
「あ、ごめん」
寝ている間に寧々に抱きついてしまったっぽい。
「大丈夫だよ!暖かいし」
「そっか…」
「朝ごはんどうする?」
そう言われて時計を見てみると、8時くらいになっていた。いつもより2時間遅い。
「ごめん、お腹すいてるよね。今作るから待ってて」
「えっと、その…手伝わせて」
「良いよ」
今日の朝ごはんはピザパン。
ピーマンや玉ねぎ、ベーコンとかチーズ、ケチャップを入れた食パンである。
「んー!美味しい!」
「そだね」
シャキっとした野菜達に濃厚なチーズとケチャップが絡んで、普通のピザよりもあっさりとした味わいが感じられる。
「今日、何しよっか」
「勉強してゲーム!」
「なんだか夏休みみたいだね」
「そだね!」
次回、続き(未定)




