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燈崎琴莉の革命日記  作者: 倉石 雨


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22/25

22.眠い。

少々、個人的な話をさせてください。

というのも私の祖母が倒れたらしいのです。

しかも脳梗塞?であるとか、癌であるとかで、もう余命幾許もないらしいのです。

本日、お見舞いに行こうと少し遠くまで向かうことにしまして、もしかすると少し投稿が遅れるかもしれません。

眠い。

「___でね…

目の前の寧々は私の顔を見て嬉々として色々なことを語っている。

ここは私の部屋、そしてベッドの中。ライトは消えてて実のところそんなに寧々の顔は見えない。

「ねぇ寧々…」

寧々の髪を触りながらそう言う。

「ん?どうかしたの?」

「寧々って、どうして一人になったの?」

「…えっとね、パパとママが死んじゃったから」

「どうして?」

眠たい。

「交通事故。家族でバスに乗ってたんだけど、運悪く逆走車に突っ込まれたみたいで…」

「大丈夫だった?」

…眠い。

「私は…ちょっとバスに乗れなくなったくらいで、大丈夫だったけど…パパは即死しちゃって、ママは植物状態になっちゃった」

「そっか」

そう言って私は寧々を撫でた。

「そういう…琴莉は?」

「死って寧々はどう捉えてる?」

「…?…琴莉?」

「私はその人が立ち止まったり、倒れたりすることだと思う」

「そうなんだ」

「私達は生まれた時から歩き続けてて、それが終わる瞬間が立ち止まったり、倒れたりする瞬間」

「…つまり、親しい人が死んだからって、その人を一生悼み続ける…立ち止まることはできないし、それをやるとすれば自殺に行きつく…で、立ち止まらなければゆっくりとでもは距離が空いていくんだね」

「そう…やっぱり寧々は賢いね」

そう言って寧々を撫でる。

「えへへ…ありがと…」

「じゃあ…おやすみ」

「えっあ、うん…おやすみ」


嫌な夢を見た。それがどんな夢だったかは思い出せない。ただ、家族に関することだったように思う。


「あ…起きた?おはよ」

私の胸の中に寧々がいて、ひょっこり顔を覗き込んできた。

「あ、ごめん」

寝ている間に寧々に抱きついてしまったっぽい。

「大丈夫だよ!暖かいし」

「そっか…」

「朝ごはんどうする?」

そう言われて時計を見てみると、8時くらいになっていた。いつもより2時間遅い。

「ごめん、お腹すいてるよね。今作るから待ってて」

「えっと、その…手伝わせて」

「良いよ」


今日の朝ごはんはピザパン。

ピーマンや玉ねぎ、ベーコンとかチーズ、ケチャップを入れた食パンである。

「んー!美味しい!」

「そだね」

シャキっとした野菜達に濃厚なチーズとケチャップが絡んで、普通のピザよりもあっさりとした味わいが感じられる。


「今日、何しよっか」

「勉強してゲーム!」

「なんだか夏休みみたいだね」

「そだね!」

次回、続き(未定)

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