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燈崎琴莉の革命日記  作者: 倉石 雨


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21/25

21.夜ご飯何にしよう。

夜ご飯何にしよう。

「ホイコーローとかで良いかな」

「良いよ〜」

…白米炊くべきだろうか


結局、ホイコーローを食パンで食べるとかいう意味わからない夕食になった。

なぜそうなったのか、それは食パンが大量に冷凍してあって解凍すれば食べれるのに対し、白米は炊かないといけないから。

「いただきます!」

寧々は食パンにホイコーローを載せて、具が飛び出ないよう慎重に挟んで、それを齧った。

…それまだパンの耳齧っただけじゃない?

気にせず、私も同じように食事を摂る。

味噌っぽい濃厚な味が良い感じに食パンに絡んでいて、挟まれている肉と野菜が食感的にアクセントとなってる。美味しい。


食事を終えて少し経った後。

「トレーニング教えて!」

と寧々が言い出した。

「良いよ」

やっとやる気になったんだ。


私達はトレーニングルームで、それぞれ6kgと1kgのダンベルを両手に持った状態で立っていた。

「まず、ダンベルの動かし方はこう」

そんなふうに言って、最初の手の動きを軽く教える。言葉で説明するのは難しいものの、言ってしまえば1度胸元にダンベルを持っていって、バッと腕いっぱいに上げるみたいな。

「ん〜…わかんなーい」

寧々がそう言うので、ダンベルを置いて、寧々の手を掴む。

「こうして、こう」

寧々の頭に顔を近づけすぎたせいか、髪から苺の匂いが香る。

「ん!わかった!」

結構すぐ分かったらしい。


「次、こう」

「んーわかんないー」

「こうだよ」

「わかった!」

「次はこうね」

「んーわかんない!」

「こう」

「わかったー」

「最後にこう」

「んー?」

「こうやる感じ」

「わかった!」

「これ2セットね」

「え〜」


「あとはまあ、鍛えたいところによるかな。アレならジムとか行く?器具多いし」

「んーん。大丈夫。それより使い方教えて〜」

「じゃあ、まずこれ。ここに座って、こうするの」

「…!ふへっ……あっえと、わかった〜」

「じゃあ次、これね」

「……ふーん。そなんだ」

「次、これはこう」

「…ふぇ…まじ……ぁ、わかった!」

そんなに面白い?


「お風呂わかそ!」

「まぁ良いけど」

「やった」

寧々は嬉しそうに私の部屋に帰っていった。

浴槽の掃除しよ。


掃除を終えて浴槽にお湯が溜められ、準備は完了。

と、いうことで私の部屋にノックを4回。

「寧々〜お風呂用意したよ〜。先入らないの〜」

がちゃっと扉が開く。

顔を見せた寧々は私の顔を見ながら、

「ぁ……ぇと……んー…やっぱり後で良い…よ?」

と言った。

「そっか」

私の顔そんなに不機嫌そうだった?


久しぶりのお風呂はとても沁みた。

お風呂のせいで力を強めた睡眠欲に抗って、お風呂をあがる。

雑に髪を乾かして、寧々を呼びにいく。

「…##」

寧々がよく分からない声をあげながら脱衣所へ行く。

そんなお風呂入りたかったの?

次回、続き(予定)

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