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残りマナ0.003%、世界の家計簿を黒字化します~追放された元監査官の最適化無双~  作者: 青柳 玲夜(れーやん)
第四章:再監査の時

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第11話:ベルの解放——大人の姿

 マナ転送が95%に達した。


 世界樹の活性度は、80%を超えていた。


 だが——問題が起きた。



『警告:エル・アルシェラの魔力が限界に達しています』

『同期率:100%(維持困難)』

『推定残り時間:3分』



「エル……!」


 エルの体が、震えていた。


 顔は青白く、汗が滝のように流れている。


「大丈夫……です……カイさん……」


「無理をするな……!」


「でも……あと少しで……」


 エルの体が、崩れ落ちそうになった。


「エル!」


 その時——


 ベルが、エルの隣に立った。


「私が、手伝うよ」


「ベルちゃん……?」


「私も、世界樹と繋がれる。私の力を、エルおねえちゃんに分けてあげる」


 ベルが、エルの手を握った。


 その瞬間——


 ベルの体が、光に包まれた。



『検出:ベルフェゴールの封印が解除されています』

『形態変化中……』

『警告:封印の完全解除は、世界のマナバランスを崩壊させる可能性があります』



「ベル……!」


 光が収まった時——


 そこに立っていたのは、幼女のベルではなかった。


 大人の女性。


 銀色の髪が、風に舞っている。


 紅い瞳が、俺を見つめている。


 黒いドレスに、小さな角。


 900年前に、俺と約束を交わした——絶世の美女。



「カイ」


 大人のベルが、微笑んだ。


「久しぶりだね、この姿」


「ベル……」


「大丈夫。封印は、一時的に解いただけ。世界樹が再生すれば、また安定する」


 ベルが、エルの手を握った。


「さあ、一緒に——世界を救おう」


 エルが、涙を流しながら頷いた。


「はい……!」


 二人の体から、巨大な光の柱が立ち上った。



『マナ転送:95% → 98% → 100%(完了)』

『世界樹の活性度:80% → 95% → 100%(完全復活)』

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