表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残りマナ0.003%、世界の家計簿を黒字化します~追放された元監査官の最適化無双~  作者: 青柳 玲夜(れーやん)
第二章:氷と聖騎士編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/42

エピローグ:決意——レオンの遺志

 一晩、泣き明かした。


 朝になって、俺は立ち上がった。


 目は腫れているが、心は——少しだけ、軽くなっていた。



「カイさん、大丈夫ですか?」


 エルが、心配そうに俺を見た。


「ああ。もう、大丈夫だ」


 俺は、師匠の結晶を見つめた。


「師匠は、俺のために死んだ。その意味を——俺は、無駄にしない」


「……はい」


「師匠の命は、52,000MPだ。だが——」


 俺は、結晶を握りしめた。


「この数字には、意味がある。師匠の願いが、込められている」


「願い……?」


「俺に、世界を救ってほしい。それが、師匠の願いだ」


 俺は、エルとベルを見た。


「俺は、その願いを叶える。必ず」


「カイさん……」


「行くぞ。次の欠片を探しに」


 俺たちは、再び歩き始めた。


 師匠の結晶を、懐に入れて。



    *



『世界滅亡まで:472日』

『世界樹の欠片:3/7個 回収済み』

『成功確率:0.89%』



 0.89%。


 最初の0.003%から、約300倍に上がった。


 だが、まだ1%に届かない。


 道のりは、まだ長い。


 だが——俺は、止まらない。


 師匠のために。


 リナのために。


 そして——この灰色の世界に、春を取り戻すために。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ