↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
5/16

Elo.5 【選択肢】いつも勇者は 選択を間違える!

盗賊たちとキャンプを楽しんだ翌朝。


首領「おう!楽しかったぜ!」

ジェニミ「あ、チカーノ洞窟はやめておけ!向こうはケチな王様の城の目の前だ。捕まるのがオチだぜ?」

首領「マジか!わかった。助かったぜ!また会おう!」


首領と固い握手をして別れる勇者。


ジェニミ「よし!俺たちも行こうぜ!(さわやか)」

戦士「…どこに?盗賊達の反対側はゴーレムがいるぜ?」

僧侶「安全ルートは盗賊達が進んでますからな」

魔法使い「カッコよく別れたのに後ろをトボトボついて行くのですかな?」

ジェニミ(やらかしたああああ!!!)

ジェニミ「!!…いやゴーレムなんて危険なものがこんな近くにいたんだ。一旦城に戻って王に報告しなければ!(キリっ)」

僧侶「ナルホド、一理ありますな!」

戦士「また戻るのかー。でも確かにそうだよな。しゃーないか!」

ジェニミ(なんとか誤魔化せたか…?)


城へ戻ってきた勇者パーティー。

王の間にて。


王様「この者共を捕らえよ!!」

ジェニミ「何でだあああ!!!」

王様「ワシの兵が見ておったぞ?貴様は昨晩盗賊たちと親しげにキャンプをしておったそうだな?」

ジェニミ「!!そ、それは…」

王様「しかも去り際に固い握手までしたと聞いておる。二手に分かれて城の財宝を狙うつもりだったのであろう?」

ジェニミ「決してそのようなことは…!そう!ゴーレムだよゴーレム!!見ていたのなら聞いているでしょう!?」

王様「そんなものは知らん。兵も見たのは夜からだそうだ」


兵士は切り抜きのような報告しかしていなかった!


ジェニミ「本当だもん!本当にゴーレムいたんだもんっ!」

王様「うるさいわ!この者共を牢屋へぶち込め!!」


お城の地下牢獄にて。


戦士「どうすんだよコレ…」

ジェニミ「心配ない!俺のデータベースによれば、これはよくあるパターンで抜けられる!」

戦士「???」

ジェニミ「つまり何もせず処刑場まで連れて行かれれば、そこで誰かが助けてくれるんだ!(ドヤ)」

戦士「ああ、外にも仲間がいたってことか??なら任せるよ」


謎の信頼感を発揮する勇者ジェニミ。

そして処刑場に連れて行かれたパーティー。


ジェニミ(さあ誰かよ!助けに来い!!)

王様「処刑しろ」

ジェニミ(あれ?誰かさん??…っておい!)

ジェニミ「何でこういう時だけ王道じゃねんだああああ!!!」


パーティーは絶体絶命だ!


首領「待たせたな!勇者ぁ!!」

ジェニミ「首領!助かったぜ!」


ジェニミたちは首領率いる盗賊たちによって助けられた!


戦士「でもコレ…もう勇者パーティーじゃなくてお尋ね者パーティーだぜ?」

ジェニミ「どうせ勇者扱いなんかされてないんだ!今更だぜ!」

首領「ガハハ!益々気に入ったぜ!」

僧侶「しかしそうなると旅の目的は?」

ジェニミ「それは変わらん!魔王討伐だ!」

魔法使い「やはりお主は勇者じゃのお!」

ジェニミ「いや、魔王の首で許してもらうのさ!(ニヤリ)」

首領「いいな!そのゲスい考え!俺たちの仲間になれよ!」

ジェニミ「いや、腐っても勇者なんでな。魔王を倒してもダメだったらその時は頼むわ!」

首領「そうか。ならとりあえず村長の所に身を隠せ!ほら、実は盗賊の頭だった村長だ」

首領「あいつは俺たちの仲間だからな!声掛けておいてやるよ!」

ジェニミ「ありがと!何とも気まずいが、行く事にするよ!」


こうして村長の元を訪れる事になった一行。

大冒険してるようでスタート地点から全然進んでいないのである。


村長「お前…よく俺の前に顔出せたな…尊敬するわ…」

ジェニミ「…」

村長「まぁ話は聞いた。お前も王様にやられたんだな」

ジェニミ「も?村長もなのか?」

村長「ああ…実は魔物が王様に化けているんじゃないかって噂があってな。ここにいる盗賊達は盗賊のフリをしたレジスタンスだったんだ」

ジェニミ「!!待てよ…って事は首領グループもか!?」

村長「彼らがレジスタンスの本陣だ」

ジェニミ(あ…頭が追いつかねえ!!)


ジェニミはとりあえずサンドボックス領域に出来事を突っ込んだ。


僧侶「その噂も聞いた事がありますな」

魔法使い「所詮は噂じゃろと思っておったが…まさか本当の可能性が出てくるとはのお」

戦士「で?本当に王様は魔物なのかい?」

村長「その決定的な証拠がなくて攻め込めないんだ…!」

ジェニミ「なるほど…証拠か…何かないか?」

戦士「そういや…東のチカーノ洞窟!あそこの宝物庫で王様とバッタリ会ったけど、あんなとこで王様が何してたんだ?」

ジェニミ「!!…そうだな、言われてみれば不自然だ。よし!調べてみるか!」


再びチカーノ宝物庫前にて。


戦士「夜に外で張り込みかー…」

ジェニミ「仕方ないだろ。これも(俺たちの)平和のためだ」


そこへやってくる人影…。


王様「よし…今日も問題はなさそうだな」

王様「鍵を開けて中を確認するか」


ガチャ


ジェニミ「そこまでだ!!」

王様「貴様…!イキり偽勇者!」

ジェニミ「偽物じゃねええ!というか偽物はお前だろ!!」

王様「何を訳のわからんことを!今度こそ処刑してくれるわ!!」

ジェニミ「その宝物庫の中身が偽物の動かぬ証拠だ!見せてみろ!!」


そこには眩く輝く武器が大切に保管されていた!!


ジェニミ「…ん?これがなんで王様が魔物である証拠なんだ?」

王様「…なるほど。盗賊どもに唆されたのか(呆)」

王様「これは我が王家に代々伝わる至宝の剣じゃ。勇者が真に覚醒した時に渡す約束になっておる」

ジェニミ「え??」

王様「盗賊どもこそが魔物じゃ。奴らはこれが勇者の手に渡らぬよう阻止しようとしておるのじゃ」

ジェニミ「……え???」

ジェニミ(どっちを信じればいいんだよおおお!!!)


ヒャッハー村長と処刑王。

どちらも怪しすぎる…!

今回も駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました!

思っていたより書き溜めていたため18時頃にも1話投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。