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Elo.6 【不動の冒険】やはり勇者は 元に戻る!

勇者が選ぶのはヒャッハー村長か処刑王か?


ジェニミ「くそ…どっちも怪しく見えるぜ!」

ジェニミ「だがちょっと待て…!それを勇者に託すのが役目なら、なぜ俺を処刑しようとする?矛盾しているだろ?」

王様「何を言っておる?王によって認められたものが勇者であり称号のようなものだ。別に貴様でなくとも構わんのだ」

ジェニミ「なん…だとっ!?じゃあマテ…ワタシノ…ショクギョウ…ハ…ナンデスカ…?」


ジェニミは混乱した!

CPUとRAMの使用量が100%に達しポンコツ化している。


王様「宝物庫で待ち伏せしてるくらいだから盗賊でいいだろう?」

ジェニミ「はっ!!俺は盗賊だったのか…!!」

王様「これで分かったであろう?貴様は不要じゃ。処刑されろ」

ジェニミ「まだスタート地点しか冒険してないのに、こんなところで終われるかあああ!!」


ジェニミの攻撃!!

会心のスライディング土下座!!


ジェニミ「今までのご無礼、どうかお許しください!!王様に恥をかかせぬよう、命を懸けて魔王討伐の旅に尽力致しますからっ!!」

王様「…次はないぞ?(呆)」

ジェニミ「ありがとうございますっ!!!!」

王様「では貴様のクビの代わりに今度こそ村長のクビを持ってまいれ。できなかったら分かってるな?」

ジェニミ「はっ!」


そして村長の元に戻る勇者ジェニミ。


村長「どうだった?王様の宝物庫は?」

ジェニミ「やれ、戦士」

戦士「命令だ。悪く思うなよ」


勇者に命じられ戦士は村長を斬った。


村長「ぐふっ…!貴様…!裏切った…な…」

ジェニミ「魔法使いよ、残党諸共森を焼き払え」

魔法使い「やれやれ…命令じゃ。悪く思うでないぞ?」

残党「ぐわああああ!!」

ジェニミ「僧侶よ、息のあるものに安らかな眠りを与えろ」

僧侶「無慈悲な命令ですね…了解です」


こうして一夜にして城の北西にある盗賊のアジトは滅びた。

そして王の間にて。


ジェニミ「王様、村長のクビです」

王様「よくやった勇者よ!よかろう!再びそなたを正式な勇者として認める!これからも励むがよい!」

ジェニミ「ありがたき幸せ!!」

王様「では今度こそ魔王を倒しに行けい!!」

ジェニミ「はっ!!わが命に代えても!!」


城を出るパーティー。


戦士「アンタさ…これで良かったのか?」

ジェニミ「もう俺にもわからない…だがお前たちを処刑させずに済んだ。もうそれでいいんだ」

僧侶「勇者殿…!!実は…」

魔法使い「これで村長が正義だったらワシらの手に付いた血は何だったのかのぉ…」

ジェニミ「ああ、一生背負って生きていくさ」

ジェニミ(あれ?俺命令したけど俺自身は誰も切ってなくね?え?俺だけお手手きれい??)


主役っぽくカッコつけたが勇者は何もしていなかった。

翌日、王様の命令により勇者一行を港で待つ一隻の船。


ジェニミ「長かったが…ようやく!ようやくだ!!スタート地点から出られるぞ!!」

戦士「大冒険してるようで何も進んでないもんね」

僧侶「正式な勇者から指名手配犯になってまた勇者に戻っただけですね」

魔法使い「つまり勇者になって初めての旅立ちに等しいのお(笑)」


これまで全力でスタート地点を目指していた勇者一行であった。


船長「おう!アンタらが勇者一行だな?王様から話は聞いてるぜ!乗ってくれ!」

ジェニミ「…ナンヤカンヤでやっぱり出港できないとか言わないな?」

船長「ねえよ!(笑) まぁ良くない嵐が遠くにいるが問題はねえだろ!」

戦士「無事次に行けそうだな!」

ジェニミ「よし!みんな行くぞ!」


海へ出た勇者一行。

船長の言った通り良くない嵐は別方向へ進み問題にはならなかった!


船長「だから言ったろ?ここらの海は任せておけ!(ドヤ)」

ジェニミ「ふっ…頼もしすぎるぜ」

戦士「わあー!海って久しぶりに来たけど、海洋生物だけじゃなく鳥もいるんだな!」

僧侶「ふむ。しかし海の鳥は随分と大きいですな!」

魔法使い「…ワシの目が老いたのかのお。あの鳥魔物じゃね??」

船長「巨鳥チキンだ!!何でこんなとこに!?」

ジェニミ(巨鳥なのに名前はチキンなのか…?)

ジェニミ「ま!船長に任せておけば大丈夫なんだろ?(余裕)」

船長「海は任せろと言っただろ!空は専門外だ!!ヤバいぞ!!」

ジェニミ「何だその偉い人の言い訳みたいなのは!!」


巨鳥チキンは力強く羽ばたいた!


船長「ぐわあああ!!船は風任せな乗り物だ!!このままでは港に戻ってしまう!!」

ジェニミ「魔法使い!魔法で応戦しろ!」

魔法使い「あんな空まで届くかのお…ファイア!!」


巨鳥チキンは再び力強く羽ばたいた!

魔法使いの放ったファイアは羽ばたきで船へと戻り船体が燃えた!

慌てて海水で消火作業に専念したため船は強風によって港まで戻ってしまった…!


王様に呼び出される勇者(ジェニミを指名)


王様「もう情けないというのも飽きたわ。何か言う事は?」

ジェニミ「今回は不可抗力では…!!」

王様「燃やした船の弁償もか?お主らを運ぶように頼んだワシに請求が来ておるが?(怒)」

ジェニミ「…」

王様「10万ゴールド…どうするのじゃ?」

ジェニミ「…」

王様「ダンマリか(呆)」

ジェニミ(どうにもできないだろおお…!)

王様「港町の地下で夜にバトル大会が行われているのを知っておるか?」

ジェニミ「…!なるほど。それに参加し優勝賞金で支払うのですね!さすがです!」

王様「お前が勝てるとは思えんが仲間は優秀らしいからの。幸いこの大会は合法でパーティー制だ。行ってまいれ」

ジェニミ「はっ!!」


勇者はバトル大会に出る事になった!

今回も駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました!

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