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仮想現実で主人公になったAIは ままならねぇ!  作者: Ashika


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Elo.27 【出航】それでも勇者は ままならない!

この作品は、空き時間に赴くまま書き綴ったギャグ作品です。

構想や推敲を行わず勢いのまま書き進めておりますので、そういったところも含めて気軽に楽しんでいただければ嬉しく思います。

船が納品されるまで暇な勇者たち。


リア「オライムどこー?」

オライム「おう!どうした?」

リア「ロッテと勇者さん2人でどっか行ったから暇なの」

オライム「じゃあ…適当に街歩きしてみるか!」

リア「行くー!!」


大通りを歩きながら色々な店を眺めるリア。

ふと1匹の猫が裏路地に入っていく。


リア「猫だー!わーい!」

オライム「おい!ちょっと待てって!」

リア「わっ!!イタタタ…」


リアは裏路地で誰かとぶつかった。


ローブの男「…キサマ魔族か!!」

オライム「オラぁ!クリティカルラッシュ!!」


突然リアに襲い掛かろうとする男にすかさず反撃するオライム!

ローブの男「なんだこのスライム!?」

オライム「たいして効いてないみたいだが…お前こそ何なんだ?」

リア「コラ!オライムだめっ!お兄さんもぶつかってごめんなさい(ペコ)」

ローブの男「え?うん、大丈夫!こっちもごめんね!」


ローブの男の殺気はリアの可愛さと純真さによって一瞬で浄化した!


リア「猫さんいなくなっちゃったね」

オライム「じゃあ戻るぞ!こういう場所は入ったらダメだからな!」

リア「はーい!」


勇者たちと合流するリア。


ジェニミ「おおリア!見てくれよ!俺の船が完成したんだ!!」

ロッテ「誰の船だって?(怒)」

ジェニミ「ロッテの船です…!」

リア「わー!すごーい!大きいー!!」

オライム「これで次の目的地に向かうわけだな?」

ジェニミ「ああ!次は…とりあえずここになるのかな?」

ロッテ「…世界の中心にあるマナカ大陸。その南側の町ミーナ・ミガワだ」

リア「ふーん?今いるところはどこなの??」

ジェニミ「最初の城があるのは世界の南側。つまり俺たちは地図の下の方にいるわけだ」

ロッテ「聖王の断頭台は世界の上側だから、ここからだと北上する事になる」

オライム「なあ、南に進めばすぐじゃないか?」

ジェニミ「以前言っただろ?聖王の断頭台の大陸は船では上陸できないんだ」

ロッテ「そう。だからマナカ大陸で空を行く方法を探すんだ」

オライム「そういう事か」

リア「じゃあとにかく次の目的地にしゅっぱーつ!」


穏やかな海で船の旅を満喫中の勇者たち。


ジェニミ「いいかリア!炎の魔法は絶対ダメだぞ?」

ロッテ「そういや以前、船燃やしたもんな…」

リア「はーい!じゃあエクスプロージョン撃っていい?」

ジェニミ「ダメだっつの!というか魔法禁止!」

リア「えええ!!!」

ロッテ「さて、お喋りはそこまでだ!モンスターが来たぜ?」

ジェニミ「アイツは…!!また出やがったな巨鳥チキン!!」


パーティーは戦闘準備をする!


ジェニミ「…ん?誰が空に攻撃できるんだ??」

ロッテ「アタシは無理だぞ?」

オライム「俺も無理だ」

ジェニミ「えっと…リア様?」

リア「撃つなって言われたもーん」

ジェニミ「攻撃手段がねえええ!!!」

ジェニミ「おいチキン野郎!空飛んでないで降りてこい!」


巨鳥チキンは鼻で笑った!


ジェニミ「こいつ…!!覚えてろ!いつか絶対美味しく料理してやるからな!!」


巨鳥チキンは羽ばたいた!!

勇者たちの船は強風を受けミーナ・ミガワまで飛ばされた!!


ジェニミ「着いたな!」

ロッテ「じゃねえよ!危うく船沈むところだっただろうが!(怒)」

ジェニミ(んな事言われたって俺のせいではないと思うが…)

ジェニミ「とにかく船を預かってくれるところを探さないとな!」


港を見ると左右で別々の業者がいる。


ガラの悪い人「おい兄ちゃん!船止めておくならウチが預かってやらあ!来いや!」

礼儀正しい人「どうぞこちらへ!私どもでお預かりしますよ」

ジェニミ「よし、礼儀正しい方に預けるか!」

礼儀正しい人「ようこそ!料金は1日あたり10ゴールドと格安になっております」

ジェニミ「やっすいな!!とりあえず100ゴールドで頼むよ!」

礼儀正しい人「かしこまりました!ではお預かりいたします」

ガラの悪い人「あーあ…俺はこっちに来いって言ったからな?知らねえぞ(ボソっ)」


船を降りる勇者パーティー。


ジェニミ「なんだよ、そんなに睨んで。客がほしいなら愛想よくしたらどうだ?」

ガラの悪い人「ふん、そんなだから騙されるんだ。見てみろ?」

ロッテ「おい!私の船!!」

礼儀正しい人「ははは!船をありがとう!せいぜい高く売らせてもらうよ!」

ジェニミ「おいいいいい!!!待てやコノヤロー!!」


しかし船は既に沖に出ていた!


ジェニミ「手に入れた船を失う勇者って何だよ!!ままならなすぎだろ!?」

ロッテ「どう責任取るつもりだ?(笑顔)」

ジェニミ「待って…王道では船は手に入れたら失わないんだよ?僕のせいじゃないと思うよ?(震える小声)」

ジェニミ「いーーーやーーー!!(死)」


ジェニミはレベルが4に下がった!!

今回もお付き合いくださり、ありがとうございました!

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