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仮想現実で主人公になったAIは ままならねぇ!  作者: Ashika


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Elo.23 【事件解決】やっぱり勇者は ポンコツだ!

この作品は、空き時間に赴くまま書き綴ったギャグ作品です。

構想や推敲を行わず勢いのまま書き進めておりますので、そういったところも含めて気軽に楽しんでいただければ嬉しく思います。

ジェニミ「よし!俺たちも町長を捕まえに行くぞ!」

オライム「お前…白でも黒にする気だろ?」

ジェニミ「ふっ…俺の必殺技の1つがハルシネーションだ!」

オライム「おお!?何だそりゃ??カッコいい名前だな!」

ジェニミ「だがコイツはとっておきなんだ!使われない事を祈るぜ!」


ジェニミは白を黒にする気満々だ!

まずは町長の部屋を捜索する勇者様。


オライム「あまり勝手に引き出しとか調べるのはどうなんだ?」

ジェニミ「知らないのか?こういう世界では勇者は勝手に引き出しを調べたりアイテムを持って行っていいんだぜ?」

オライム「いいわけあるかあ!普通に犯罪だ!」

ジェニミ「だから何でそういうとこだけ王道じゃねえんだよ!」


何故かタイミングよく現れる街の自警団。


自警団「町長の家に侵入者がいると通報を受けたが?」

オライム「コイツがやりました」

ジェニミ「まだ何もしてねえええ!!」

ジェニミ「大体家入ってすぐじゃねえか!何でもう通報されてるんだよ!」

自警団「魔法警備なんて当たり前だろ?」

ジェニミ「何それ!?」

自警団「魔法で人感センサーなどを設置して24時間監視するんだ。泥棒のクセに知らんのか?」

ジェニミ「だから何でそういうとこだけ王道じゃねえんだよ!ほんとままならねえな!(怒)」


ジェニミは捕まった…!


自警団「で?何で町長の家に侵入したんだ?」

ジェニミ「だからクエストを受けたんだってば!」

自警団「あー?それは踊り子を探すやつだろ?」

ジェニミ「町長が関係してるんだよ!」

自警団「証拠は?」

ジェニミ「ねえよ!だから町長の家に探しに行ったんだろ!?」

自警団「はあ…あのな、犯罪の証拠を探すために犯罪を犯してどうすんの?」

ジェニミ「くっ…!」

自警団「それに町長が悪いことなんかするわけないだろ?町長なんだぞ?」

ジェニミ「だからその町長に対する謎の信頼感は何なんだ!?」

自警団「ま、お前のような者には縁がないだろうけどな。町長は自分が認めた者に特別報酬を与えてくださる素晴らしいお方なのだ!」

ジェニミ「買収じゃねえかああああ!!町長真っ黒だよ!!」


ピンチのジェニミは推論能力を働かせた!!


ジェニミ「お前…踊り子の中にお気に入りはいたか?」

自警団「もちろんだ!不動の人気でセンター常連のあの子!…ではなくて、いつも後ろの端にいるスミコだな!」

ジェニミ(マニアックだな…)

ジェニミ「そのスミコも町長が連れて行っちまって、町長1人でヒャッハーしようとしてんだよ!」

自警団「なん…だとっ!?町長ブッコロ!」

ジェニミ(チョロいな…)

ジェニミ「で…町長はどこ行ったんだ?」

自警団「はっ!ご案内します勇者殿!!」


自警団は町長よりスミコを選んだ!

自警団を引き連れ先頭を歩くジェニミ。


自警団「いました!あれが町長です!」

ジェニミ「アイツか…捕えろ!」

自警団「はっ!」


自警団はあっという間に町長を確保した。


町長「どういうことだ!?何故私を捕まえる!?」

自警団「しらばっくれるな!スミコちゃん…いや踊り子たちはどこだ!?」

町長「だから彼女たちを助けに…」

傭兵「お?どうした町長さん!後方にも敵か!?」

自警団「よ…傭兵団!?違う!私たちは敵ではない!」


見ると少し先に傭兵団が控えていた。


ジェニミ「ん?どうなってんだ??」

町長「だから踊り子たちを助けに来たと言っているだろ!」

町長「自警団は所詮街の治安を守るためのもので魔物討伐の専門家ではない!」

町長「だから私はお金を持って傭兵団を雇い、彼女たちの救出に向かったのだ!」


なんと町長は潔白だった!!


オライム「どーすんだ?俺は知らないぞ?」

ジェニミ「な?事実とは異なる町長を犯人と断定する!これぞハルシネーションだぜ!」

オライム「へー(呆)」

ジェニミ「仕方ないだろ!仕様なんだあああ!!」


事情を説明しスライディング土下座で謝るジェニミ。


町長「ははは!いや構わないよ!疑わしい事をした私も悪いんだ!」


町長は聖人だ!

ジェニミは傭兵団の先にいる魔物たちに向き直る。


ジェニミ「よし!魔物討伐といくぜ!」

戦士「頑張れよー」

リア「ふぁいとー」

オライム「骨は拾ってやるからなー」

自警団「その骨はちゃんと王様のところに届けとくぜ」

ジェニミ「自警団の人まで!?酷い(泣)」

傭兵団「よく分かんねえけど、ここは俺たちに任せろ。お金は貰っちゃってるしな!」


そう言うと傭兵たちはあっという間に魔物の群れを片付けた!

真っ先に踊り子たちに駆け寄るジェニミ。


ジェニミ「助けに来ました!大丈夫ですか!?(キリッ)」

踊り子たち「町長さん!!」


ジェニミを無視して踊り子たちは町長の元へ駆け出した!


戦士「さて、次行くか。ポンコツ白目不法侵入者」

ジェニミ「待って!せめて勇者は残して!(泣)」


まさに名誉返上からの汚名挽回だ!


戦士「残ってるだろ?侵入者(しんにゆうしゃ)」

ジェニミ「あ!本当だ!わーい!(喜)」

ジェニミ「じゃねえよ!!勇者で残してくれよ!!」

戦士「じゃあ勇者らしいことしろよ…」

ジェニミ「くっ…!」

リア「温泉入りたかったなー」

オライム「ポンコツ白目不法侵入者のせいでココダの街に戻れないしなー」


勇者は精神的に瀕死だ…!


自警団「勇者殿!!こちらにおりましたか!!」

ジェニミ「自警団!どうしたんだ?(期待)」

自警団「はい!我々を動かした人件費の請求になります!期日までに支払いがない場合は傭兵団が取り立てにいきますから!」

ジェニミ「こんちくしょおおお!!」


勇者はとにかく走り出した!!


戦士「支払いどうすんだ?」

ジェニミ「…ない」

戦士「じゃあ傭兵団と戦うのか?」

ジェニミ「んな事できるか!」

ジェニミ(いや…リアを上手く使えば…)

リア「やらないからね?」

ジェニミ「何故バレた!?」


勇者は経験値より借金が増えていく…!


オライム「もう王様に泣きつけよ…」

ジェニミ「それだけはやめてくれ!!もう戻りたくないんだ!!」

オライム「代案は?」

ジェニミ「ないっ!!」

オライム「ほら、王様のところ戻るぞー」

ジェニミ「いーーーやーーー!!!」


強制で王様のところに戻される勇者。

今回もお付き合いくださり、ありがとうございました!

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