Elo.11 【判明】進まぬ勇者は 王様のせい!
この作品は、空き時間に赴くまま書き綴ったギャグ作品です。
構想や推敲を行わず勢いのまま書き進めておりますので、そういったところも含めて気軽に楽しんでいただければ嬉しく思います。
そしてゴーレム洞窟に辿り着いた一行。
ジェニミ「さあ出てこいゴーレム!ウチのリア様が相手になるぜ!(キリッ)」
ゴーレムが現れた!!
ジェニミ「出たな!しかしお前はもう死ぬんだぜ!」
戦士「あれ?…リアは??」
振り返るとオライムを抱きしめてリアは泣いている。
リア「わたし…暗いのとか怖いのダメなの(泣)」
ジェニミ&戦士「えええええ!!!」
ジェニミ「でもほら!ファイア1発くらいなんとか…な?」
リア「怖いと魔法使えないの…ごめんね」
ジェニミ「おいいいい!!どーすんだこれ!!」
ゴーレムの攻撃!!
ジェニミたちはどうにか回避した!
しかし地面が抉れている!!
ジェニミ「ヤバいって。こんなもん食らったら…」
戦士「おい…逃げるぞ…」
オライム「俺は抱きしめられてて動けないしな…」
パーティーは逃げ出した!!
ジェニミ「あの…リアさん?」
リア「…何?」
リアはオライムを抱いたまま不貞腐れている。
ジェニミ「世界のダンジョンの殆どが怖い場所にあるのはご存知で?」
リア「バカにしないでよね!そのくらい知ってるよ…」
ジェニミ「で。リアさんは要するに明るい昼間の外限定でしか魔法が使えないと??」
リア「何か問題でも?」
ジェニミ(問題しかねえだろおおお!!と言いたいところだが14歳の少女だ。我慢しろ。)
ジェニミ「よし。無理矢理連れ回したら悪いしキミとはここでお別れだ!今までありがとう!(さわやか)」
リア「うわああああん!!(泣)」
ジェニミ「な、なんだよ!散々俺なんかイヤだって言ってただろ!?解放されて嬉しいだろ!?」
リア「うわああああん!!(泣)」
ジェニミ「仕方ないだろ!明るい昼間にしか魔法が使えない少女なんか使い物にならないんだよ!太陽光発電か!」
リアがピタッと泣き止む。
リア「デスで死ぬかエクスプロージョンで死ぬか選んで(笑顔)ねえ、早く選んで?(笑顔)」
ジェニミ「ま…まて!俺の言葉足らずだった!!こう言いたかったんだ!!」
ジェニミ「仕方ないだろ! 明るい昼間にしか魔法が使えない少女のサポート役に、俺なんか使い物にならないんだよ!ってな!」
リア「…ホントに?わたしを使えないって言ったんじゃないの?」
ジェニミ「あ…当たり前だろ?俺が使えるヤツに見えるか?」
リア「めっちゃ説得力あるから信じる…」
ジェニミ(乗り切ったあああ!!)
ジェニミは死の2択を回避した!
戦士「じゃあ…本当に目的地どうするんだ?これだとゴーレム洞窟なんて抜けられないぞ?」
オライム「まずはリアに頼らないパーティーを作らないとじゃね?」
ジェニミ(…ど正論過ぎて言葉が出ねえ)
オライム「リアは…後方で回復魔法くらいなら頑張れそうか?」
リア「う…うん。オライム抱いてて良いなら」
オライム「って事で俺も戦えないようだ」
ジェニミ「マジかよ…!結局オライムが実力見せたの俺をボコボコにした時だけかよ!」
戦士「そんなに強かったのか?」
ジェニミ「ああ…こいつのクリティカルラッシュはヤバいぞ。連続でクリティカル繰り出す上に何故かダメージも上がる。100連ファイアくらいヤバい」
オライム(ドヤ)
オライムは誇らしげだ。
戦士「っつーと、実質アタシ1人か…」
ジェニミ「あ…僕もいます(小声)」
戦士「1人でも経験が積めるところ…あ!」
戦士「最初の大陸の南西だ!やたら大きな廃墟キミワールがあるらしいんだけど、そこのモンスターは周囲よりも強いらしい!」
ジェニミ「僕もいるよー(超小声)」
オライム「あ!そこだよ!俺が住んでたところ!確かに強いヤツいたなー。俺ほどじゃないが」
ジェニミ「お前レベルがそうホイホイいてたまるか!」
オライム「ま!1人でも戦士の姉さんなら問題ないかもな!」
ジェニミ「俺もいるって言ってんだろ!!(聞こえないレベル)」
リア「じゃあそこに…昼間行こう!」
戦士「だな!笑」
ジェニミ「仕方ないか!行こう!最初の大陸!」
ジェニミ(……いやいや待て!またスタート地点に戻るのかよ!ままならねえなホント!!)
最初の大陸に戻る勇者一行。
ジェニミ「しかし…既に王様から勇者認定は取り消され、大臣からも自由にしろと言われ」
ジェニミ「それでも魔王を倒そうとする俺って一体…」
戦士「え?アンタもう勇者じゃないの?」
ジェニミ「ああ、言い忘れてた…ってか俺も忘れてた。そうなんだ。勇者認定取り消し中なんだ(笑)」
戦士「はっはっは!最高だね!アンタに勇者は務まらないと思ってたんだよね!」
ジェニミ「でも自由っていいなー」
戦士「そうなるとアタシが切った村長は報われないなー?(含み)」
ジェニミ「……ゴメンナサイ」
ジェニミ(ん…?村長?…仲間…首領!!)
ジェニミ「しまった!この大陸はダメだ!!」
ジェニミが大切な事を思い出した瞬間…!
首領「何がダメなんだ?」
ジェニミ「!!」
首領「てめえ…どこに行ってやがった?」
ジェニミ(ヤバい…!!バレたか!!)
首領「おかげで村長探すのに時間かかったじゃねえか!居場所くらい教えていけよな!ははは!」
ジェニミ「ど…どういうことだ!?」
見ると村長が隣にいる。
村長「またお前に会うとはな(嫌)」
ジェニミ「出たな!アンデッドめ!!」
村長「死んでねえよ!!(怒)」
ジェニミ「?????」
戦士「アンタあの時僧侶になんて言ったか覚えてるか?」
ジェニミ「安らかに眠らせろ的な?」
戦士「そう!僧侶がそんな事できるわけないだろ?全員睡眠魔法で眠らせた後、ヒールで回復したんだよ」
ジェニミ「え…!?ちょっと待て。じゃああの生々しい村長の首は!?」
戦士「アタシ手先は器用でね!精巧に出来てただろ?」
ジェニミ「マジで精巧に作られた偽物だったのかよ!!」
戦士「森とアジトが燃えたのは本当だけどな。あとはみんな無事だ」
ジェニミ「そうか…よかったよ…」
ジェニミの(少しだけある)罪悪感は浄化された。
首領「何ヒソヒソ話してんだ?それで?あの王様は何とかなりそうなのか?」
ジェニミ「いや…っていうか何をどうやってもスタートの城に戻ってくるから調査範囲も狭くて…」
首領「そりゃホントか!?噂通りじゃねえか!」
ジェニミ「噂??」
首領「ああ!あの王様は魔王の手先で、魔王を倒す可能性がある勇者を永遠にスタート地点にループさせる役目を背負っているそうだ」
ジェニミ「お前のせいかあああああ!!王様あああああああ!!!(超怒)」
ジェニミは完全にブチ切れ城へ乗り込んだ!
今回もお付き合いくださり、ありがとうございました!




