表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が魔法を使えた頃  作者: 於田縫紀
第11話 早送りのスケジュール

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
71/100

71 火曜日の学校にて

 残念ながらケイトさん流バイキング攻略法を実践するには、俺の胃袋容量が小さすぎた。

 特に美味しそうなのを選んで食べただけで、もう限界目一杯だ。

 正直なところ、気を抜くと吐き気を感じる程度。

 衣緖菜も似たようなものだ。


『話すと危険。だから意思伝達魔法を使う』


 こんな状態だから。

 一方ケイトさんは、俺と衣緖菜が食べた量を合わせたより多く食べて、それでいて俺たちよりダメージが少なそうだ。

 俺より身長は高いけれど細身だし、どこにあれだけの料理が入っているのかよくわからない。


「明後日に泊まるのは駅近くの別のホテルだが、そこも一応朝食バイキングはある。ここよりは少し落ちるらしいが、楽しみにしていてくれ」


 ケイトさんはそんなことを言うけれど、胃袋が限界で、今は食べることなんて考えたくない状態。

 それでも車で40分走って学校に着いた頃には、普通に動けるし吐き気もなくなった。

 職員室に寄り、ちょうど授業がなく空いていた担任に挨拶する。


「電話で話は聞いた。うまく行けばこのまま転校という話も。こっちとしては寂しいが、津久井にとってはいい話なんだろう。良かったな」


 既に先生まで話が通っているようだ。

 ケイトさん、流石というべきだろうか。


 ◇◇◇


 ただ転校も本決まりにはなっていないので、まだ先生からの発表はない。

 級友からの遅刻したことに関する詮索は、家の事情で通して。

 まだ土曜日の衣緖菜の件を言ってきている奴、具体的には三浦には、今まで通り『そんな人は知らない』で通して。


 そして放課後。

 先生の見回りが終わり、見せかけの文芸部的活動を終了させたところで。

 生徒間用の連絡に使っているメッセンジャーアプリで、メイから通知が届いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ