圭斗くんはホラーは苦手
深夜、4人は川の字に一本線を加えた形で寝てる。
バルク「ンーゴゴォォォォオ!」
バルクのいびきが部屋に響く。
シーナとミルミはまったく動じない。
しかし圭斗は起きた。
圭斗「バルク...いい加減ク○イゴーレムの真似はいいからさ...毎晩その完成度高いク○イゴーレム聞かされる立場になってみろよ...二度とク○イゴーレム見たくなくなるからな...」
バルク「ンンゴゴォォォォオ!!!!」
圭斗「...」
バルク「ンンゴゴォォォォオ!!!!!」
圭斗「耳栓しよ...」
圭斗は寝た。
ゲシッ!
圭斗「?」
ミルミの足が圭斗の顔を蹴っていた。
圭斗「え?もともと皆南に頭向けて寝てたよね?なんで北に向いてんの?どんな寝方したらそうなるの?」
圭斗はミルミを元の向きに直して寝ようとした。が、
圭斗(あ...眠気がぶっ飛んだ...目が冴えまくってる。)
圭斗(とりあえず羊でも数えるか...羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹...)
アミュ「圭斗さん...それ多分意味ないですよ?」
圭斗「...」
アミュ「それ意味ないd...」
圭斗「はい。聞こえてます。」
アミュ「羊を数えるのは羊の英語『シープ』が英語で寝るの『スリープ』と音が似てるからで英語で眠れ眠れって暗示をかける感じだったと思ひます。」
圭斗「それを伝えるためにわざわざ俺をここに連れてきたんですか?あとどうせ筆者が誤字っただけだと思いますが最後なぜ中途半端な古文風で言ったんですか...」
アミュ「そうですね。ただの誤字ですね。そして、お察しの通りそれだけを伝えにここに呼びました。」
圭斗「...」
アミュ「そうだ!これだけで帰るのはなんか可愛そうなので、何か私に質問とかあります?」
圭斗「特にないです。もう寝ますんで帰らしてください。」
アミュ「え...?」
圭斗「なんで驚くんですか」
アミュ「本当にないの?」
圭斗「無いですけど?」
アミュ「ええ!?」
圭斗「だからなんで驚くんですか!」
アミュ「だって私、神だよ!」
圭斗「はい...神ですね」
アミュ「何かあるでしょう!」
圭斗「いえ...特に...」
アミュ「くっ...これは神への冒涜ですね。」
圭斗「質問がなかっただけで!?」
アミュ「これからあなたのような後頭部ハゲにはちょっとした嫌がらせが待ってるでしょう...」
圭斗「だからハゲてないっていってるでしょう!!!」
アミュ「では帰します。」
圭斗「俺はハゲてない!」
アミュ「はいはいわかりました。」
圭斗は生き返った。
バルク「ンンゴゴォォォォオ!!!!!!」
圭斗「うるせぇ...なんで生き返って一番でク○イゴーレムの真似を聞かされなきゃいけないんだよ...」
圭斗は異変に気付く。
圭斗「...耳栓が...無い。」
圭斗は瞬時にさとった。
圭斗(アミュさんのちょっとした嫌がらせだ!)
ンンゴゴォォォォオ!!
ンンゴゴォォォォオ!!
ふがっ!
ンンゴゴォォォォオ!!
圭斗(くそ!だいたいなんでシーナとミルミはこんな騒音の中で眠れるんだ!?耳の穴詰まってんのか!?)
ンンゴゴォォォォオ!!
ンンゴゴォォォォオ!!
ふがっ!
ンンゴゴォォォォオ!!
圭斗(ちくしょう!!『ふがっ!』を待ってる俺がいてまったく寝れない!!やめてくれ!定期的にふがっ!って言うの!)
ンンゴゴォォォォオ!!
ンンゴゴォォォォオ!!
ンゴッ!
ンンゴゴォォォォオ!!
圭斗(『ンゴッ!』だと?!ここに来てまさかの新種!?ふざけるな!ますます寝れないじゃねーかよ!)
圭斗は眠れないので、眠くなるまでパソコンで動画を見ることにした。
圭斗「こんな時間に生放送してる奴がいる...こんな真夜中に何してるんだか...少し気になるから見てみよう。」
動画には犬の顔の被り物をした人が映っていた。
圭斗「ばあ○ゃるさんもどきかな?」
動画内の人「はい、今とあるアパートの一室の前にいまーす。」
圭斗「なんだ?誰かに寝起きドッキリでも仕掛けるのか?」
ガチャ!
圭斗「!」
今圭斗の部屋の玄関から音がしたような気がした。ちなみに圭斗の布団は4人の中で一番玄関に近いところにある。
動画内の人「おや?鍵がかかってるようですねー」
圭斗「ああ...なんだ動画内の音か...びっくりした。」
圭斗は動画に映ってるドアを見た。
圭斗「ちょっと待って?これ...うちのにそっくりなんだけど...?」
動画内の人「閉まってるから仕方ない...こんな時のために合鍵も用意してまーす。」
圭斗「おいおいおいおい...まじか!」
ガチャン!
圭斗「ひっ!!!」
鍵が開く音がした。
圭斗「嘘だろ!?まじで!?誰だよ!?何の用だよ!?」
圭斗は恐怖のあまりパソコンとともに布団にくるまった。
ギイイー!
ドアが開く音が動画内と玄関からした。
圭斗「おいおいおいおいおいおい、死ぬわ。俺。」
次の瞬間パソコンの電源が切れた。
圭斗「ギャアアアアア!!!」
圭斗は驚きのあまり布団から飛び出た。
すると目の前に犬の被り物をした人が圭斗の顔を覗き込んで、
「ミィツケタ...」
圭斗はショック死した。
「驚かせるだけで、殺すつもりはなかったんですけどね...」
犬の被り物をした人は犬の被り物を脱いだ。
なんと、それはアミュだった。
この事件の後圭斗はしばらくトラウマになった。
のちに圭斗は語る。『あれはちょっとした嫌がらせじゃあない』と。
ホラーに少し挑戦したけど自分がホラー苦手だからあんなよくあるホラーしか思いつかんかった




