第八話
いつもの夜勤明け、今日も田中オーナが夜勤中に訪ねてきて、僕という餌を求めてきて、しっかりと食べて、朝方帰っていった。まだ仕事が残っているが、今日は一か月ぶりの休みだ、久しぶりに夜は寝れそうだ、だけど、今日はお昼から美雪とデートだ、凄く憂鬱な気分になる、僕は雑貨コーナーにあるコンドームの存在が目に入り、ますます、気分を憂鬱にさせた。
僕は初めての彼女が美雪で、それまでセックスの経験がなかった。一人でもあんまりしないので、もともと性欲がないほうなのかもしれない。それは一回目のデート時だった。
その日も、夜勤明けだった、二人で、海沿いの水族館に行き、帰りにホテルに行った。なぜ?海沿いにはホテルがたくさんあるのだろう?セックスするという行為は生命の誕生に直結する行為だから、生命の始まりである海と何か関係があるんだろうか?もしかしたら、ホテルで出された精子達は女の子の体からワープをして、一回、海に帰り、選ばれた精子だけ女の子のお腹に宿るのだろうか?そんな事を考えながら、ホテルの部屋に入った。ラブホテルという所に始めてきたので、緊張するかと思ったが、案外疲れと眠さが勝ってしまった。
ややっあって、二人でシャワーを浴びて、いざセックスをしようとしたが、僕のペニスは反応しなかった、いくら、美雪の粘液であふれた口の中の綺麗なピンクが僕のペニスを這っても、気持ちいいだけで、反応しない、、次に美雪は優しくペニスの頂上を刺激したが、ゾクゾクするだけで、反応しなった。いざちょっと入れてみようかと、ベットで右往左往してるうちに、僕は疲れてきてしまい知らない間に、眠ってしまった。起きたら、美雪はアイコスのメンソールを吸いながらテレビを見ていた。その時の後ろ姿が今でも忘れられない。テレビには、いつもの広告が流れていた。
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テレビを消し美雪が一言呟いた、「私に魅力がないのかな?ごめんね」
それ以来、僕は美雪に会うのが憂鬱になっていた。何度かその後、デートを重ねたが、僕はセックスをする事を避けていた。
僕は全ての業務を終えて朝勤から昼勤のまたいでのシフトの中島さんに引継ぎをした。口から、ほんのりと、お酒の臭いがしたが、僕は気づかないふりをした。
一緒に業務をこなしている、昼勤のスタッフさんから、小声で僕に話をかけてきた。
「店長、中島さん酒臭いよ、やばいんじゃない?注意して帰らせるかしないと、」
僕はここで、中島さんに注意をしてこのまま、帰らせたら僕は夕勤まで仕事をしなければいけなくなる。それにこの後、美雪ともデートがあるので、何としても帰らなければならない。
「気のせいですよ、僕、夜勤中にお酒の瓶を、割ってしまってこぼしたんですよ、なので、店内にまだ臭いがのこってるかしれません。」
僕はよく分からない嘘をついてしまった。、そんな嘘を信じるわけもなく、半分呆れ気味に、諦めて、業務に戻っていった。中島さんは恐らく昨日も、ホストクラブで飲み開かしたのかもしれない。そしてまた、竹内君を指名したにちがいない。
竹内君は若くない年齢の中島さんとセックスをしたくないと言っていたが、ふだんは、若い女の子とセックスを、するんだろうか?そして僕には真似できない、テクニックを使い、女の子を喜ばせるんだろうか?僕の頭の中で映像が再生された。竹内君は細い体系で、腹筋は割れてお腹に筋肉が宿っている。無駄な贅肉のない腕で若い女の子の両腕をつかみ、女の子の背後で、必死に腰をふる、若い女の子はそれに答えて、大きい胸をはり、竹内君の肉体美を背中で感じ、その身をゆだね、その快感に鳴いている。
僕と違う世界に生きる彼らは何を見て、何を感じるのだろうか?それは美味しいのだろうか?素敵な事なのだろうか?いくら想像しようにも、感じることは永遠にできない。僕の頭の中でいつまでも、竹内君と若い女の子は永遠にセックスをしていた。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
明日は私用のため、投稿をお休みいたします。
この後の展開は、彼女の美雪とのデート、そして更なる悲劇。
テレビの広告で流れるデスキラーランド・・・・
今後も何卒よろしくお願い致します。




