↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にたい貴方に送る自殺体験型テーマパーク  作者: 百合香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/21

第十三話

 僕は今日も夕勤と夜勤のシフトに入った、夕勤のバイト募集を出しているが、応募の電話が来ない、しばらくは十七時から朝の九時までのシフトを、こなさければならない、そしてそのあと、午後の十二時まで魚下店長と発注レッスンと、睡眠時間三時間の日々がまだ続きそうだ。


 夜中の十二時、仕事が一段落して、僕は魚下店長と約束をしたウォークインの整理をしようと、冷蔵庫に入った、少し寒い冷蔵庫の中は、眠気を飛ばすにはちょうど良かった。


 ウォークインの中の棚は缶コーヒや、ジュース、お酒などが、バラバラに置いてあるので品だしが、しやすく、各カテゴリーに分けて棚に置いていく、僕は要領が悪いので時間がかかりそうだった。また奥に溜まっている、段ボールの中は、新商品があるので、売り場作りもしなきゃいけなさそうだった。

 とりかかって、一時間たったころだろうか?お店のベルがなった。一時中断をして、いらっしゃいませ!と言いながらレジに向かうと、田中オーナーの姿があった。


 お疲れ様ですと、挨拶をすませ、二人で事務所に入る。


 「おう、どうだ、魚下の下でちゃんと勉強してるか?」


 オーナーはまた、自己顕示欲を買いに来たみたいだ。商品の僕は答えた。


 「はい、魚下店長は素晴らしいです。発注の知識も売り場の知識もスタッフさんとのコミュニケーションも凄いです。」


 そういうとオーナーは満足気にしている。オーナーは自己顕示欲だけでは飽き足らず、廃棄で出た菓子パンという食欲をかじりながら、さらに続けて言ってきた。

 

 「魚下はお前の十個下だけど、なんでお前と違って仕事ができるか分かるか?」


 僕はオーナーの自己顕示欲がなるべく早く縮み、満足して早く帰ってくる事を願い、答えた。


 「魚下店長は田中オーナーの言いつけを守り、動いて、実践してるからです。また、魚下店長はオーナーの事を尊敬しており、リスペクトをしていて、カリスマ性にあふれているからです。」


 僕はレイプされている女の子だ、早く終わらすには、射精をさせればいいのだ。オーナーの自己顕示欲を早く射精をさせて、ウォークインに戻らなければいけない。僕は必死に腰を自らふる、業務に一刻も早く戻るために。


 「オーナーが認めた若い魚下店長は、ここのスタッフも気に入っていました。僕は年上なのに全然信頼されてないのに、魚下店長は一瞬でスタッフの心を掴みました。さすが、田中オーナーです。」

 そういうと、オーナーは気もちよさそうにしていた。あと一押しみたいだ。


「お前のために魚下店長をつけたんだ、誰のおかげだ?」

「はい、田中オーナーのおかげです。」

「声が小せーよー!!!」

「田中オーーーーナーーーのおかげです!!」


 オーナーの自己顕示欲が射精をした。だがその後、二回戦、三回戦が僕を待っていた。


 結局、オーナーが帰ったのは、朝の四時だった、僕はそこから、ウォークインに入った。当然、魚下店長が来る時間までには終わらず、発注まで残ってしまった。魚下店長は出勤するなり呆れていた。


 「何を夜勤中やってたんですか!発注もやってない、掃除もやってない、ウォークインだけの整理が貴方の仕事じゃないでしょ?」


 僕は夜勤中にオーナーが来ていた事を伝えてみた。


 「オーナーがいたって発注は出来ますよね?オーナーは、発注をやるなって言いましたか?何で、ながら作業が出来ないんですか?話を聞きながらでも、発注をできるようにならないと、あと、話を聞きながらでも何か一つ出来ることを探すんですよ、」


 僕はすみませんと頭を下げ続けた。そう僕は、ながら作業が実際にできないのだから、これに関しては言い訳ができない。


 「今もそうですよ、ただ話を聞くんじゃなくて、手を何か動かして下さい。発注をしてください。」


 僕は発注機を掴んだが、頭が働かない、話に集中すると、何も出来なくなるみたいだ、しかたないので数字を打つふりをした。多分適当に打ってしまってるので、後でまた怒られるかもしれない。


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。