表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/48

4-5.最悪の初体験

スティーブと初めてキスした次の日、私とスティーブはデートをしていた。



スティーブと手を繋いで歩く。


なんだか、それだけでドキドキしてしまう。


ちらっと彼を見ると、目が合ってドキッとして慌てて目を逸らす。


スティーブはカッコ良すぎるから、私はドキドキしっぱなしだ。



「ソフィアが可愛すぎて、ドキドキするよ。」


と言われて、


「私もスティーブがカッコ良すぎて、ドキドキしてるの。」


と答えると、嬉しそうにスティーブが微笑んだ。


2人で買い物を楽しみながら歩く街。



「こんな幸せな日が来るとは思わなかったよ。実はね、昨日のキスは僕のファーストキスだったんだ。」


とスティーブが言うから、とても驚いてしまった。


「僕はソフィア以外の女の子に興味が出た事もないし、キスをしたいと思うのもずっとソフィアだけだよ。」


と言われて、私の顔は真っ赤になって、両手で顔を隠した。


「ソフィアが可愛すぎて、どうにかなってしまいそうだよ。ねえ、僕が泊まってるホテルに来ない?2人きりになりたい。」


「えっ、2人きり?」


ドキッとすると


「大丈夫だよ。ソフィアが嫌がる事はしないよ。僕はソフィアとキスがしたい。ダメ?」


「ダ、ダメじゃないよ。」


真っ赤な顔で小声で返事した。


ここで断っていれば、私の人生は変わっていたかもしれない。



ホテルの部屋に入って、ただひたすらキスをした。


スティーブと離れたくない。


「愛してる、ソフィア。」


軽いキスだったのが、ディープキスになった。


ディープキスをたくさんしている間に、体の奥が痺れるような初めての感覚が湧いて来た。


自然と吐息が漏れると、キスが更に深くなって翻弄される。



スティーブが私の体を触り始めたから、驚いて止めようとすると


「ごめん、我慢できない。」


と言われて、無理矢理抱かれた。



必死に抵抗しても全然止められなくて、スティーブが男の人なんだと強く実感した時には、遅かった。



涙が止まらない。


「ごめん。理性を失ってしまった。言い訳かもしれないけど、本当に傷つけるつもりなんて無かったんだ。」


「信じてたのに。初めてだったのに。」


「ごめん、本当にごめん。まさか自分がこんな事をしてしまう男だなんて思わなかった。謝って許される事じゃ無いとけど…」


抱きしめようとしてくる手を咄嗟に


「触らないで」


と避けた。



急いで服を整えて、帰った。


家でシャワーを浴びたら、妊娠に対する不安が湧いて来た。


インターネットで検索して、アフターピルを飲んだ。


スティーブから謝罪のメッセージと着信が何件もあったけど、返事をする気になれなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ