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2.小役時代
父は日本人、母はフランス人。
ハーフの私は、自分で言うのも何だけど天使のように可愛らしかった。
赤ちゃんの頃からモデルをして、小学校低学年の頃には人気小役として働いていた。
色々なドラマに出て、人気絶頂。
みんなが私に注目をしている。
ただ、小学校では腫れ物に扱うように遠巻きに見られるか、私の肩書きに興味を示して近寄って来た。
プライベートは無い。
常に可愛い人気小役でいることが求められた。
皆に愛想よく過ごす。
私はそんな日常から逃げ出すように、小学校3年生の時に中学受験をしたいと親に頼み込んだ。
勉学に励むという大義名分。
私は中学受験に全力を注ぎ、最難関校の優徳大学附属中学校へ進学することが決まった。
でも中学受験が終わり空いた時間ができると、私は逃げたはずの過去の栄光が忘れられず、インターネットに自分の歌っている動画をアップするようになった。
私は歌が好きだった。
英語で作詞作曲をしては、ピアノやギターで弾き語りをして、動画をアップした。
日本語、英語、フランス語が話せるので、英語の歌を歌うのは難しいことでは無かった。
小役時代とは違い、自分を演じる事なく、自分の好きなように歌った。




