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2-2.日本へ帰国、アランと音信不通

誕生日パーティーの翌日、私は三条達と一緒にプライベートジェットに乗って日本へ帰国した。


三条は世界でも屈指のお金持ちだから、自家用ジェットを持っていて、初めて一緒に乗せてもらって快適な空の旅に驚いた。


でも、前日アランとの喧嘩で落ち込んでいた。


アランには結局連絡がつかなくて、仲直りして帰国したかったと思いながら飛行機に乗った。


「ソフィア元気ないね。どうしたの?大丈夫?」


「大丈夫だよ。昨日誕生日パーティーだったから、少し疲れちゃったのかも。心配かけてごめんね。」


みんな私の事を心配した様子だったけど、その場でそれ以上は聞かれなかった。



日本に帰国した翌日に綾が家に来ないか誘ってくれて、お家にお邪魔した。


綾と由奈の家には何度か来た事があるし、私の家にも綾と由奈は何度か来た事がある。


綾と由奈の家は豪邸だけど、私の家はごく一般的な一戸建てのまま両親と一緒に住んでいて、男友達を家に招いた事はない。


「ソフィア、元気ないけど誕生日パーティーで何があったの?私でよければ相談に乗るよ。」


「どうして何があったって分かるの?」


「4年近く親友やってるんだもん。分かるよ。こんなに落ち込んでるソフィアは初めて見たから心配なんだよ。」


「心配してくれて、ありがとう。嬉しい。」


「何でも私に話してよ。」


言っていいか悩んだけど、信頼する親友には誕生日パーティーであった事、連絡がつかない事を全て話をした。


「何それ、アラン最低。ソフィアがかわいそう。」


「そう言ってくれて、ありがとう。アランも辛いんだと思う。でも、連絡もつかなくなって困ってるの。アランの事も心配。」


綾は私の話をたくさん聞いてくれて、この事は誰にも言わないと約束をしてくれた。



その後もアランと連絡がつかない日々が続き、8ヶ月ぶりにアランの女遊びが再び世間を賑わせるようになった。

「アランとソフィアは破局か?」

と世間は面白おかしく騒いだ。


当然スティーブ、三条達は私をとても心配してくれたけど、「私は大丈夫だよ。」と返事をしていた。

スティーブと三条がビデオ通話などで私と2人きりで話したがっても、「ごめんね、今は男の人と2人きりで話さないようにしてる。」と逃げた。

唯一、綾だけは全てを知っていて、たくさん私の悩みを聞いてもらっていた。


スティーブも三条達も私が綾に相談に乗ってもらってる事に気づいて、綾に何が起きてるのか聞いても、綾は口が硬くて誰にもこの話はしないでいてくれた。


私はお互いのマネージャーを通してアランに接触をはかったけど、「アランがソフィアとは話をしたくない。と言っている。」という返答で途方にくれた。


私は音楽活動を始めた小学生6年生の3月以来、初めて仕事もやる気にならず、約束していた仕事のみをこなしながら通学した。


周りからアランとは破局したのかと聞かれるのが辛かった。


それでも私は諦められずに、マネージャーを通して、冬休みにアランに会う約束をした。


アランのマネージャーが「このままの関係はダメ」とアランを説得してくれたらしい。


そして、高校1年生の冬休み、アメリカへ渡り、私はアランに会いに行った。

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