2-1.スティーブ、三条ルート アランと喧嘩
「ソフィアが三条とスティーブを友人だと思ってても、向こうは違うよね。交流は控えるべきでは?」
「スティーブとは仕事をよく一緒にしているし、三条は仲のいい高校のグループの1人でみんなでいつも話してるの。」
「仕事は他の女性ともできるよ。三条とは今も2人きりで話してたし、2人きりで話さないようにできるよね。もう連絡を取り合わないようにしなよ、僕さえいればいいでしょ?」
「え、それは…大切な友人を失いたくはないよ。」
「僕と彼ら、どっちが大切なの?」
「どうしてそう言う話になるの?」
「僕は過去の女性とはもう連絡を取り合ってないよ。」
「私と三条、スティーブとは本当にただの友人だよ。私はアラン以外とキスもした事が無いのよ。」
「どうだか。」
「信じてくれないの?」
「とにかく、もう連絡は取らないで。」
「ごめん…、それはできない。2人きりで会わないようにはするけど、連絡を取らないのは嫌。」
「君は僕の事が大切なんだと思ってたけど、違ったんだね。」
「アランの事はもちろん大切よ。」
「どうだか。」
「お互い以外に信頼できる友人がいる事はいい事だと思うの。」
「僕は君以外いらない。」
「…今は他にたくさん人がいるし、誰に聞かれるかも分からないから、また後で話しましょう。」
「もういいよ。」
付き合って5ヶ月、初めての喧嘩。
アランは怒って去っていってしまった。
私がアランを救えると思っていたのは、ただの思い上がりだったのだろうかと不安になる。
その後は一度もアランと話す機会も無く、アランは、パーティーが終わるとすぐに帰って行ってしまった。
アランは電話にも出てくれないし、私はみんなが帰った後に1人で泣いた。




