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姫君の鎮圧 ――かつて楽園と呼ばれた日本と、死神と呼ばれている男――  作者: 柊蓮
CHAPTER:チャプター〝6〟――
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着弾⑥

 そして四日後。五神人の四人とペスス陸、そして〈ReGion(レギオン)〉の一般戦闘員、約二百名は、千葉県内房廃棄されたコンビナートが見える位置にまで到達していた。 


 廃棄されたコンビナートまであと僅か数百メートルという位置にまで近づいた〈ReGion(レギオン)〉は、ここまで焔皇祭や〈エレジウム〉のメンバーを含む誰にも見つからずにここまで到着したと思っているが、それは誤りだった。実は、もう既にこの時点で、焔皇祭はしっかりと〈ReGion(レギオン)〉が廃棄されたコンビナートのすぐ近くにまで来ていることを認知していた。


 焔皇祭の隠れ家兼研究所で働いている一般研究員達も、戦えるものはその準備をしていた。勿論それは〈エレジウム〉のメンバーも同じであり、レオを除くメンバーの全員が、廃棄されたコンビナートの中で各自位置について、戦闘準備を整えていた。


 だが、レオだけは未だに意識を取り戻すことはない。レオだけは、未だに……。


 突然途切れた意識が回復した後、何故か傷ついていた自分の身体を皇祭に直してもらった華征は、そうしてまた、未だに眠り続けているレオの枕元で、レオの意識が回復することを祈り続けている。華征の祈りは届くのか。タイムリミットはもうすぐそこにまでやってきていた。

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