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魔法使いの弟子

魔法使いの弟子

「それで、どんなお願いなんだ」


北の魔女とソルセルリーのおかげで闇の魔力を得た私。次の目標は聖剣サントテネーブルエペを見つけること!と、いうことで。


「私をソルセルリーの弟子にして欲しいの!」


「「は?」」


「えっ…」


パパとソルセルリーの声が重なる。二人とも相性ぴったりだね!


「…なにが狙いだ?」


「メグ、そんなに魔法の勉強がしたいならここですれば良い。こいつに付いていく必要はない」


「そうよ、いくら魔法が好きだからって魔法使いさんに付いていくなんて危ないわ」


引き留めにかかる姉姫さまとパパ、困惑しているソルセルリー。でも、サントテネーブルエペをより早く見つけるため、手に入れるためにはソルセルリーについていくのが一番手っ取り早いのです!


「姉姫さま、パパ。サントテネーブルエペを手に入れるには闇の魔力が必要なのです!闇の魔力は今私が手に入れました!あとはサントテネーブルエペを見つけて私が引き抜くだけなのです!お願いですから止めないで下さい!魔王征伐のためにはサントテネーブルエペがどうしても必要なのです!」


私の気迫に押され気味の姉姫さま。それでも何か言いたげなパパ。そして肝心のソルセルリーは…。


「ほう…サントテネーブルエペを手に入れるのに闇の魔力が必要なのを知っているのか」


ぎくり。しまった口が滑ったー!


「魔王を殺すのにサントテネーブルエペが必要なのも知っているんだな」


ぎくぎくぎくっ!


「なるほど、魔法に興味があるのは本当のようだな」


「俺の愛娘は勉強熱心だからな」


「…、えっと、つまりどうしてもメグは魔法使いさんについていくつもりなのね?」


「は、はい!もちろんです」


「…ふん。よし、気に入った。どうせ定期的には聖獣の様子を見にきてやらなきゃならなかったしな、一緒に旅についてくるのを許してやるよ」


「おい待て勝手に決めるな、俺はまだ許可していない」


「パパ、そこをなんとか!」


「メグ…」


「実際旅にも興味があるし!何かあったら必ずパパに連絡するし!」


「…」


「…ね、パパ、お願い」


パパに抱きついて渾身のおねだりをする。パパはようやく諦めてくれたのか、ひとつため息を落とす。


「…あまり無理をするなよ」


「…っ!うん、ありがとう!」


「何か変なことされそうになったらすぐにいうんだぞ」


「うん!」


「おい待て、どういう意味だ」


ソルセルリーは納得いかなそうな顔をしているけどそんなに信用されないのはその態度のせいだと思うよ。


「では、妹をよろしくお願いします」


姉姫さまはソルセルリーに頭を下げる。


「任された」


困ったように、心配そうに私に笑いかける姉姫さま。


「ありがとうございます、姉姫さま!」


「メグ、無理しちゃダメだからね」


「はい!」


「それじゃあ荷造りしてこい。終わったらさっさと旅に出るぞ」


「はーい」


原作ではあまり触れられていなかったので、これからこの旅がどうなるのかわかりませんが、気合いを入れて頑張ります!

魔法使いの旅

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