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異変

それから数日、ミナトには平穏な日々が帰ってきていた

セシーリアと会う前の、なんの厄介事も起こらない生活だ


しかし、それはわずか数日で終わった


街を歩いているとレイカからミナトに連絡が来る


「どうした?」


「ちょっと、どういうことよ!」


レイカの怒鳴り声が聞こえる


「なんだ、いきなり」


「あんた、またゲートを開いたの?」


「え?」


ミナトの反応を聞くと、レイカはすぐにテレビを見るように言った

慌てて電化製品の店に入ってテレビを確認すると、そこには予想もしていなかった光景が広がっていた


「LIVE」と書かれた字幕と共にテレビの画面に映し出されていたのは巨大な化け物だった


「ウソ・・・だろ・・・・」


間違いない

異世界で見たあの化け物だ

なんで日本に・・・・

しかもすでに大勢の犠牲者が出ていることが画面からわかる


電話越しにレイカが聞いてくる


「あれはどういうこと!?」


「いや、俺にもさっぱりわからない」


わからないが・・・・


「このまま放置するわけにはいかない。今から現場に出向いて奴を倒す」


「バカなの!?」


レイカが再び怒鳴りつけてくる


「全世界が見ている前で魔法を使うつもりなの!?そんな事をしたら、あんたもう普通の生活には戻れないわよ!」


確かにそうだ

しかし


「じゃあ、どうするっていうんだ」


「残念だけど、あの化け物はこの国の軍事力で倒すしかない。あんたは現場の近くにゲートが無いかを探して!見つけたら閉じるのよ!私も空から探すから!」


「わかった」


そう言って通話を終了した



ミナトが現場周辺を見て回っている時、再びレイカから連絡が来た


「見つけた!小さな公園にそれらしきものがある。詳しい住所を送るからすぐに向かって!」


それを聞くと、ミナトはその公園に向かった

そこには明らかにゲートがあった


「なんでこんなところに・・・・・」


ミナトはすぐにゲートを閉じると、レイカに報告しようとしたが、空からヘリに乗ってレイカも到着した


「とにかくまず私の屋敷まで一緒に来て」


「ああ、わかった」


そこからレイカの屋敷まではすぐの距離だった



屋敷に着くと、レイカはミナトに念を押すように聞いた


「本当にあなたが開いたんじゃないのね?」


「ああ、そんなことするわけないだろ」


「だったら、考えられる可能性は・・・・・」


レイカが考えるが、答えは一つだった


「こっちの世界から開いたんじゃなければ、あっちから開いたとしか考えられない」


そうミナトは言った

レイカも同意する


「しかしなぜ・・・・」


二人ともそこがわからない

しかし、このまま何もせずにいると、また今回のような事が起こらないとは言い切れなかった


「セシーリアに会いに行くしかない」


ミナトはそう決意した

ついでと言ってはなんだがフィレオラも連れて行こう

本来あっちの世界の人に面倒を見てもらうべき子だ

セシーリアに頼めばなんとかしてくれるだろう


そう言うとレイカは


「私も一緒に行く。ゲートみたいな時空魔法は無理だけど、私も一応魔法は使えるし、少しは力になれると思う」


そう答えたあと、食料と水を用意し、加えて八雲家に伝わる翻訳の指輪を持参した

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