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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
23シーズン

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番外編 金谷千歳の激震

 和泉の言ったことが衝撃的すぎて、何もわからない。

 和泉の好きな人がワシ!? 何で!? 確かにずっとずっと優しくしてくれてたけど! ワシのことが好きだったから!?

 こんな時に限って、和泉に直接問いただせない。いや、和泉があんなにつらいのに、昨日怒ったのは悪かったと思ってるけど、でもせめて直接会って話したいのに……。

 なんとか頭を整理しようと思って、星野さんと緑さんに相談したんだけど、二人とも「やっとか……」みたいな反応で、ワシはまたびっくりした。


『でも、でも一度も手出されたことないぞ!?』


 ワシ、二十歳の姿で布団にもぐり込むまでしたのに!?

 そしたら、星野さんにはこう言われた。


「大好きで大事すぎるから、かえってそんなことできない、っていう男の人はいるわよ?」

『ワシのことが大好きで大事すぎるから!?』


 確かに、ずっと大事にしてもらってたけど……。

 緑さんにはこう言われた。


「考えてもみてよ、和泉さん、相手の気持無視してそんなことする人?」

『しない……』

「和泉さん、ずっと我慢してたのよ」


 和泉は……和泉はずっと我慢してたのか? じゃあ、ずっとつらかったんじゃないか?

 大丈夫倶楽部を読んだ時のことを思い出す。ワシは、和泉がいれば大丈夫だった。でも、和泉は全然大丈夫じゃなかったんだ……。

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