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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
23シーズン

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正直言うともうしんどい

 2クール目1日目。今日から点滴のルート取り、明日からまた抗がん剤。

 昨日のいいニュースで少し気分が良くなっていたが、食欲不振は相変わらず。明日からまた吐き気と戦うのかと思うと気分が暗くなる。頻尿もトイレとの往復が大変だし……下痢も相変わらずだし……。

 メイバランスとプロテインゼリーだけなんとか食べて、あとはトイレとベッドの往復で疲れ果ててしまった。貧血かなりあるなあ。

 シャワーは浴びられなかった。

 午後に、千歳が緑さんを連れて来た。


「ご無沙汰してます。千歳ちゃん、ちゃんとやってるみたいでよかったです」

『うん、ワシ、ちゃんとやってる。だよな?』


 千歳が俺を見るので、俺は笑って頷いた。


「これ以上なくちゃんとやってくれてるよ」


 緑さんは言った。


「しっかり治してくださいね、千歳ちゃんにとって、和泉さんは欠かせない存在ですから」

「治します、きついですけども」


 千歳は、俺のことを大事だと言ってくれた。俺も千歳が大事だ。お互いを大事にし合うために、俺はなんとしてもがんを治したい。

 ……治したいけど、もう本当にきついんだよなあ……あと1クール、持つだろうか……。

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