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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
23シーズン

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番外編 金谷千歳と愛

 家でべそべそしながら、ぬか漬けつけたり組紐作ったりしてる。教えてもらったアニメや映画で、何とか気を紛らわせてる。

 そんな午前、和泉のファンからLINEが来た。なんか、いつの間にかLINEで友だちになってた。


 [おはよう。和泉氏は大丈夫とばかりいうのだが、実際見ているあなたに、どんな風か教えてほしい]

『ワシにも割とそんな感じだけど、食べれてないみたいですごく痩せちゃって。頬がこけてる』

 [そうか……]

『和泉がつらそうでワシもつらいんだけど、一番つらいのは和泉だから、ワシ和泉の前で泣きたくなくて我慢してて、でもやっぱりつらい』

 [そうか……]


 少しして、相手からまたLINEが来た。


 [あなたは和泉氏を愛しているのだな]

『愛かあ、そこまで大層じゃないけど、大事だし大好きだよ』

 [和泉氏に、それを伝えるといい。きっと喜んでくれる]

『そうなのか?』


 でもそうか、和束ハルの件で大変なときに口が滑って『ワシは和泉が大事』という意味のことを言ったら、あいつすごく嬉しそうにしてたしな……。

 そういうわけでその日の午後、病院に行って見舞いに行って、和泉に言ってみた。


『お前のファンにさ、こう言ったらお前が喜ぶって言われたんだけどさ、口先だけで言うんじゃなくて本当のことなんだけどさ』

「何?」

『ワシ、お前のこと大事だし大好きだよ。お前がまた元気になれるように、何だってやってやるからな』


 和泉は目を見開き、それからなぜか一瞬切なそうな顔をして、でも微笑んだ。


「ありがとう」

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