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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
23シーズン

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今年も一緒にお花見したい

 三寒四温の日々。今日は温の日である。薄い上着で済んで、肩が軽い。


『春みたいな陽気だなあ』


 散歩の時、うららかな日差しの中、千歳が青い空を見上げて言った。


「やっぱ、あったかいほうが体楽だよね」


 梅の花はそろそろ散り始め。地面に白い花びらが目立つ。次は、桜が楽しみな季節だ。

 千歳は首を傾げた。


『でもさあ、今年も暑くなるの早いのかなあ?』

「その可能性は高い……嫌だけども」

『桜も早いかな?』

「年々早くなってるからねえ」


 去年の桜は入学シーズンまで持ったが、咲き始めはやっぱり早い方だったからな。


『スーパーの向こうの公園さ、桜すごいだろ、今年も花見しに行こうな』

「うん、行きたい」


 千歳が来なかったら、お花見なんてしなかっただろうな。千歳がいるから、お花見が楽しみになったんだろうな。俺の人生、千歳と出会ってから本当に変わったな……。

 俺の人生、千歳がいてくれれば十分幸せなんだけど、千歳は俺に他の人と結婚して子供作って欲しいわけで……のらりくらりかわせるの、いつまでだろう?

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