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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
26シーズン

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1102/1106

番外編 金谷千歳とお守り

 和束ハルが来て、りゅーちゃんの霊障を6時間抑えるお守りをくれた。将来的にはずっと霊障を抑えられる術式を作るつもりだけど、まだかかるそうだ。和束ハルは、ワシが抱っこしたりゅーちゃんの頭をなでながら言った。


「これ、絶対首にかけとくんやで、いい子やからな」

「こえなーに?」

「りゅーちゃんもみんなも守るお守りやで」


 和泉が和束ハルに聞いた。


「りゅーちゃん、一生こういうお守りを身に着けないといけないんですかね?」

「いや、大人になれば、ところかまわず霊力まき散らすのは治まる思うで」

『でも、大人になるまで相当かかるぞ?』


 まだ2歳なんだもん。

 和束ハルは言った。


「保育園か幼稚園行くやろ? 次は8時間目指すわ」


 和泉がお守りをいじって、「これ、霊力を抑える感じなんですか?」と聞いた。


「せやな、りゅーちゃんのは多いにもほどがあるから大変やけど」

「抑えるのは大変そうですから、霊力をなんかに消費させるとかできないですかね? りゅーちゃんの霊力を狙う人多そうだから、私みたいに守護力全振りのお守りとか」

「おっ、それや!」


 和束ハルはポンと手を叩いた。


「防御に消費させればええ! 待っとき怨霊、次は恒久的に大丈夫なやつ作ってくるで」

『いいのか?』

「まかせとき」


 和束ハルはドンと胸を叩いた。味方に回るとこんなに頼もしいんだな、こいつ……。

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