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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
26シーズン

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閑話 これからもずっと

 検査結果がわかる日まで、千歳は何くれとなく優しくしてくれる。手の込んだものを作ってくれるし、肩もんでくれるし、ていうか全身マッサージしてくれるし。いいかなあと思って夜の仲良しをお願いしたら、俺が瞠目するような下着つけて付き合ってくれたし。千歳……ありがとう。

 今日のお昼のメニューは、きのことベーコンのバター醤油パスタ、ささみときゅうりの梅肉和え、ガスパチョ。


『この梅は去年つけたやつなんだけど、今年の梅もいい梅干しになりそうだ』

「そっかあ、うれしい」


 夏は、千歳のすっぱしょっぱい梅干しがすごくおいしいんだよね。


「今年、この時期にしては暑くないよね。夏本番もあんま暑くないとうれしいんだけど」

『ワシもそう思う』


 梅肉和えに箸をつける。きゅっとすっぱくて、柔らかいささみとキュウリのさわやかさでいくらでも食べれちゃう。


「ねえ、千歳」

『なんだ?』

「ありがとうね、大好きだよ。ずっと一緒にいようね」

『なんだなんだ、そんなにそれうまいか?』


 千歳は笑った。


「それだけじゃないよ、全部だよ」

『全部うまい?』

「全部おいしいけど、それだけじゃないよ」

『?』


 不思議そうにする千歳。


「千歳がずっと優しくしてくれてね、俺千歳と会えて良かったと思うし、ありがたいし、これからもずっと一緒にいたいと思うんだ」

『…………』


 千歳は目を丸くし、それから照れて言った。


『まあ、これからもよろしくな』

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