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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第24シーズン

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贅沢言っても仕方ない

 九さんの宿でたっぷり温泉に浸かり、たっぷりリフレッシュして家に帰ってきた。九さんちの庭で軽く散歩をしていたけど、歩いても疲れにくくなったし、少し体力が戻ってきた気がする。

 しかし。

 下半身は一向によみがえる気配がない。体力の問題じゃないんだろうか。

 いや、復活しても一人遊びにしか使い所ないんだけど。それでも悲しい……。

 夜は、千歳がさっと夕飯を作ってくれた。作り置きのレバーの甘辛煮、小松菜のニンニク炒め、焼きうどん。


『ほら、レバーで精つけろ』

「ありがとう、いただきます」


 千歳と一緒にご飯を食べられるのは嬉しい。ここ数日過ごしてきたように、千歳に他の人とくっつけと言われつつも「俺は千歳が好きだよ」という姿勢で暮らしていければ、それでいいと思うべきかもしれない。下半身の件は本当に悲しいけど。

 千歳には恋愛欲も性欲もないし、ていうか俺のこと振ったし、それなのにずっと優しくしてくれて一緒に暮らしてくれるだけで、奇跡みたいなんだから。

 千歳が、食べる俺を見ながら聞いてきた。


『どうだ? うまいか?』

「うん、おいしいよ」

『子狐たちの料理もうまかったけど、ワシのだってイケてるだろ?』

「そりゃもちろん、とってもおいしい」


 俺は千歳に笑いかけた。

 求め過ぎなんだよな、きっとそうだ。こうやって2人で食卓を囲めるだけで、幸せだと思わなきゃ。

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