4話 本音
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今日も変わらず学校に来ていた。授業中は
きららちゃんがつまらないと言うので
自由帳を渡してお絵描きをしてもらっている。
絵ができる度に嬉しそうに見せてくれるのが可愛い。
いつも通り、えまちゃんとすいちゃんと話していると…
生徒「夢川〜!今日の放課後カラオケいかね?」
えま「ごめん、今日は無理かも…
家帰って勉強しなきゃ…」
生徒「奢ってあげるからさ!
前みたいに学校で勉強するって嘘ついてよ〜
それに今日は男子もいるよ〜恋人見つかるかも!」
えま「尚更行けないよ…」
え〜!なんで〜?って女子3人組に絡まれているえまちゃん。
こういう陽キャは苦手だ…早くどっか行ってほしい。
すいちゃんが明らか気分悪そうだ。
生徒「夢川って、明らか私たちへの態度変わったよね」
えま「え…?」
生徒「この陰キャ2人と絡むの多くなってから
私たちとの付き合い悪くなったよな」
陰キャ2人って私とすいちゃん…?
生徒「戻りたくなっても仲に入れてやんねーから!」
そういい女子3人組は私たちから去っていく。
すみれ「えまちゃん、大丈夫…?」
えま「大丈夫だよ、…わたし、
実はああいう子と関わるの苦手なの」
すい「えぇ?!えまちゃんもあの子たちと同じ陽キャなのに?!」
すいちゃんが珍しく大きな声でそう言い放つ。
ちょっと失礼な気もする…。
すいちゃんってそういうところがたまにあるんだよな。
本人は悪気がないらしいけど。
それで友達がいないって前言っていた。
えま「まぁ、そう見えるよね…でもわたし、
すみれやすいみたいな静かで
優しい女の子と関わるのが好きなんだ、
中学まで一緒だった幼なじみも
そういうタイプの子だったからさ…」
すみれ「その幼なじみの子のこと、詳しく聞きたいな、
私たちと似てるみたいだし、気になるよ」
そう私がえまちゃんに言うと、
えまちゃんは幼なじみのことを語り出した。
えま「名前は涼音っていうんだけど…
身長が高くてね、でも臆病でいつもいじめられていた、
だからわたしはそんな涼音のそばにいたんだけど、
そのせいであんな感じに
空気を読めない明るい子のことが苦手になっちゃったんだ。」
すい「やっぱり陽キャは敵だよ…」
すいちゃんの陽キャ批判すごいな…。
すみれ「えまちゃん、いじめから
守ってあげるなんて中々出来ないことだよ、
本当にえまちゃんは優しい子なんだね。」
えま「守っていたなんて!ただ一緒にいたかっただけだよ…
2人は中学時代、仲いい子はいた?」
すみれ「私はいなかったなぁ〜」
すい「ぼくも〜…」
すみれ「なんなら私、クラス中からいじめられてたな…」
すい「ぼくも!いじめまではいかないけど、
勘違いさせるような言葉のせいで避けられてたよ…」
なんか2人なら昔のこと喋っても大丈夫な気がした。
私の後に続いてすいちゃんも昔のことを話してきた。
えま「2人とも辛かったね…でも大丈夫!
私が2人の高校生活を楽しいと思うものにしてみせるから!」
私とすいちゃんはえまちゃんが女神様のように見えた。
えまちゃんはいじめを受けている子と
仲良くなりやすい体質なのかな…?
3人で話に夢中になっていると、
昼休みを終えるチャイムが鳴る。
私たちは自分たちの席に戻り、再び授業を受けた。
放課後になると途中まで3人で一緒に帰り、
2人とお別れし、電車に揺られる。
きららちゃんは私に話しかけず、黙ってついてくる。
多分きららちゃんは姿が見えないから自分と喋ると
私が変人扱いされるとわかって黙ってくれているんだろう。
でも手は繋いでくれる。可愛い。妹みたい。
家に帰ると真っ先に自分の部屋に行く。
スクールカバンを投げ捨て、ベッドに倒れ込む。
きらら「ダーイブ!!」
すみれ「ぐへっっっ!!」
きららちゃんがベッドにダイブしてきて、
私のお腹に直撃した。苦しい。でも可愛いからいいや。
きらら「それにしてもすみれちゃん、
今日もありのままですっごく良かったよ!
昔話しても受け入れてくれる友達でよかったね、
ほんとにいい友達を持ったね」
すみれ「そうだね…あそこまで自分のこと話せるの、
お母さんとお父さん以外にはいなかったから嬉しいな」
きらら「あたし、そろそろ
えまちゃんとすいちゃんの目の前に現れちゃおうかな?
2人とならばあたしも仲良くなれそう!」
すみれ「そんなことできるの?出来たら楽しそうだけど」
きらら「できるよ!あたしの姿が見える人間は選べるの、
すごく都合のいい設定でしょ?」
すみれ「え、あ、うん…そうだね」
自分で設定とか言っちゃうんだ…きららちゃんって
やっぱり変わった子だな、可愛いけど。
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