第三十九話ミーシャの兵器
第三十九話ミーシャの兵器
「ミーシャ様、パメラ様、はるばるお越しなさり感謝致します。神殺しの武器を予定より多く製造出来ておりますので、ご確認致します」
「そんなに畏まらなくていいってアダマスちゃん、私とアダマスちゃんの仲じゃん。ねえパメラ」
「そうでございますが、今回はあくまで視察の名目ですのでアダマス様が適切かと存じます」
「いいじゃんいいじゃん。……本題に入るけどいいアダマスちゃん」
「準備は出来ております、こちらへ」
私がミーシャから頼まれた物、それは、ミーシャの親父への専用兵器だ。
造りはミーシャの毒を極限まで濃縮した単純なものだ。
私はこの兵器の試験のために聖都に乗り込んだのだ。
回想
ここが、ミーシャの親父に占拠された状態の聖都……神族と天使で溢れていることへの驚きもあるが、ここは発情期の魔物で溢れているのかと思うほど性行為をしている輩の多さの方に驚いている。
理由の予測ぐらいは出来ている。
……試し斬りにちょうどよくて助かるよ
おっと、本題はこれだった。
良い装備を作るためになら孕まされるぐらいなら良いか。
身体の安全より装備の精度を高めることのほうが大切なのだから。
私はミーシャの毒を身体と武器に塗りたくった。
ミーシャの親父は死体すら孕ませることが出来ると聞く、ならば改造したこの身体だとしても油断は出来ない。
「お前良い身体してるじゃねえか……そのデケェもんで俺のを挟んでくれよ」
「……アンタが思うほどそこまで大きくはないが、挟むぐらいならいいぞ」
兵器の効果を試させてくれ。
「圧がすげぇなこれ、すぐ出ちまう」
やはり身体に塗るだけではミーシャほどの効果はないか。
私が改良の余地があると考えているとこの神族は私の顔にぶっかけてきた。
「マジでよかっ…………」
神族は出して十秒と経たず溶けた。
まさか身体に塗る場合は相手が出してから効果が現れるのか?
試すために催淫魔法で別の神族に私を襲わせた。
そこで分かったことがある。
身体に塗った部位で出させた場合は相手は出して少ししてから溶ける。
そして中に挿入した場合は挿入した瞬間に溶ける。
口での時も中の時と同様の結果だった。
これならさらに毒を濃縮させて飲み薬のような使い方をすれば更に効果が出るのではないか?
その前に塗った武器で殺せばどうなるのかを試さないと。
「ふふふははは、ようやく……ようやく斬れるぞ!!」
先ほど毒を塗った武器で神族と天使を斬りつけると瞬時に身体が溶けるという結果になった。
負わせる傷により変わるのではと疑問に思ったので、擦り傷から徐々に大きくしていった。
擦り傷だと傷を負って三十秒で溶ける。
だが上半身の擦り傷だと十一秒に溶ける速さが変化した。
抉って突き刺してみると八秒、足を切断すれば四秒、腕を切断すれば二秒、上半身は突き刺すだけで溶ける。
この結果を見るに負わせる怪我よりどこを攻撃するかが重要になる。
私は毒を極限まで濃縮させて再び試した。
すると触れた瞬間に溶けるほど強力になった。
回想終わり
「アダマスちゃん、これってどうやって使うの?」
私はミーシャとパメラに使い方と効果を説明した。
「パメラ様の装備にも使用出来ますので、お使いいただけると幸いです」
「感謝致しますアダマス様」
これでミーシャの望みを叶えられる。
それもあるけど、やっぱり私の目的である神王を殺し戦争を終わらせて私の造った装備を鑑賞用で済むようにすることに近づく。
「これからも全力で手伝うから二人とも頼んだよ」
「お任せください」
「任せてよ、今回でアイツを必ず殺すから」
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね




