第二十四話父上の形見
第二十四話父上の形見
「ねえパメラさっきの見た!? いいないいな〜、私もアウメアに甘えられた〜い〜!!」
「ミーシャ様、落ち着いてください」
「これは落ち着いていられないでしょ!!」
「ハグの権利があるでしょう。その時に甘えてもらえばよろしいのでは?」
「その手があった、パメラありがとう!!」
「ミーシャ様、私たちも向かいましょう」
「そうだね。戦力も揃ってきたし、そろそろ私たちから仕掛けようか」
「私はミーシャ様のお望みのままに動きます。いつでもご命令を」
「それなら早速お使い頼むね」
「お任せください、ミーシャ様」
五分後
私たちは城に向かう道中、露店でパメラさんを見かけた。
「パメラさん、ドワーフの国の時はありがとうございました。おかげさまで母親と仲直り出来ました」
「当然のことをしたまでですので、お気になさらず」
その後パメラさんに露店にいる理由を聞くと
「ミーシャ様よりお使いを仰せつかりました」
それを聞いて私はまた師(先生)が何かしようとしているとそう思いましたが、おそらくは終戦に近づくことなのだと今はそう信じることが出来る。
「パメラさん、それではまた。私たちは先に城に向かいます」
「アウメア様、会談の際にこれをお使いください」
去り際にパメラさんから渡されたのは父上の形見の"龍神の牙"だった。
「どうしてパメラさんがこれを持って……」
「ミーシャ様がアウメア様にとって大切な物だからとお探しになったのです」
師が私のために……それに父上が一緒なら
「ありがとうございますパメラさん、それと師には私からお礼します」
形見を受け取り城に向かった。
二十分後
「アウメア、パメラと知り合いだったの?」
「パメラさんは師の家政婦さんだから知ってるんだ」
「……そう、家政婦ってことにしてるのねあの子」
「母上?」
「なんでもないから気にしないで」
私は母上の言葉が少し引っかかりながらも城にたどり着いたので、飲み込むことにした。
「未来のアウメア様お久しぶりです。……だっ、誰ですかその子(アウメア様と一緒ってことは勇者……ってことは私の先輩ということになるよね)失礼しました先輩」
「先輩って私が!? こんな私が先輩だなんて……いいんですか師匠?」
「いいんですよ。カナタはスティの先輩勇者なのですから」
「カナタさんっていうんですね、私はスティと言います。今のアウメア様の弟子です。能力としては物量増加です、よろしくお願いします」
「私はカナタです。能力は隔離空間を生み出すことです。よろしくお願いします」
そしてカナタとスティの顔合わせが終わり私たちは神王の対策会議をすることになった。
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来るときにしますね




