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勇者育成係の混血エルフとTS魔王  作者: 暗黒神ゼブラ


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第二十二話エルフの国へ

第二十二話エルフの国へ



ヴァルゴア様の作戦は成功したようで安心しました。


ミーシャ様が囮として機能している間にお呼びした龍人国からの増援が到着する時刻です。

「パメラ隊長報告致します。第三、第四部隊が敵を殲滅致しました」

「でしたら第三部隊は第五部隊の援軍に向かわせてください。第四部隊は龍人国からの増援と合流した後、第二部隊の援軍に向かわせてください」

「了解致しました!!」

設置した罠の成果でいち早く殲滅が完了した第一部隊を全部隊に振り分けましょう。

「追加で魔法隊に更なる弱体化魔法をかけるよう指示をしてください」

「了解致しました」

そして魔法隊が弱体化魔法をかけてから、戦局は大きくミーシャ様にとって良い方向に変わり始めました。


一時間と経たないうちに私たちの勝利が決まりました。


「アウメア様、私とミーシャ様は宰相様と詳しく連合についての会談を行った後に追いつきますのでエルフの国に向かっていただけませんか?」

「エルフの国……ですか。パメラさん、理由を聞いてもいいですか?」

「了解致しましたアウメア様。エルフの国にはヴェルワルド様と現在の時間軸のアウメア様ご御一行がいらっしゃいます。もう一つ申し上げますと、終戦を目指すアウメア様方にとって重要な方もいらっしゃいます。アウメア様になら協力しても良いと仰られる方なのでお伝えすべきだと判断致しました」

「私にだけ協力しても良い人……ですか? 誰なのか聞いても……」

「そこまでは私の口からは言えませんのでご了承ください。アウメア様ご自身の目でお確かめください」

「ありがとうございますパメラさん」

「感謝を言われるほどのことは何もしておりません。道中、お気をつけくださいませ」

「パメラさん、ありがとうございます。師(先生)にもよろしく伝えてください」


そして場面はドワーフの国を出発したアウメアたちに切り替わる。


「師匠にだけ協力しても良い人って誰なんでしょう?」

「アウメア、本当に心当たりはないのか?」

「……ないわけではないですけど」

「けど、なんだ?」

「……おそらくその人、私の母親なんです。心当たりといえばそれぐらいなんですが、ちょっと気まずい状況でして」

「どんな状況なんだ?」

「……その、お恥ずかしい限りで……仲直り出来てないんです」

「ならば仲直りすれば良いだけだろう」

「もしかして師匠家出してたとかですか? なんて師匠に限ってそんなこと……」

「…………」

「その間は家出中なんですね師匠」

「……はぁ、ならばすぐに向かうぞ。喧嘩したままは嫌だろう?」

「そうですよ師匠……仲直り出来ないまま会えなくなることだってあるんですから」

カナタは両親との喧嘩中にこの世界に勇者として召喚されて帰れなくなってその後私と出会った。

「そう……ですね。カナタの言う通りです」

私たちは速度を上げ、エルフの国へ向かった。

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来るときにしますね

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