合計100PV 記念・感謝 メイドと執事の邂逅
マジでしょうか?
なんとですねぇ……100PV、いったんですよおぉぉ!!!!本当にありがとうございます!!
マジ─失礼…本当に嬉しいです!
いつも見てくださっている皆様に感謝を込めてSS(Short Story)を書いたので是非見てください!
─初めてこれと出会ったのはいつだったか。
教会にて、神父と彼女、或いは彼の主人が話し合っていた時、そう二人は考えていた。
思い出されるのは五年前の事。
─あれは、茶会の前日のことだっただろうか。
なぜか森に行くと言っていたのだ。
そして、それについて来いとも。
森というのは隣り合う伯爵領と公爵領、どちらの領にも属していない少し遠くにあった。
何故そこに行くのか、と遠回しに聞いても二人の主人はというと
『今は、眠いん……だから〜。………寝かせて、……よね』
そう言って、彼女の主人はその日何度目になるかも分からない眠りに落ちた。
一方で彼の主人はというと。
『寝不足…、みたいなんだよねぇ〜。その時間になったら、………おこ、…して─』
と気絶するかのように寝落ちをした。
ちなみに彼の主人ことジョアは連日徹夜で、本を読んでいた。リルクが見たところ、どうも賭け事の本らしかった。
本人は賭け事などしたことがないはずだろうに何をやっているのだろうと思ったことである。
各々、国一番と称賛される、淑女・紳士であるはずである。
この頃、配属されて時が経っていたため、すでに、主人の噂を信じることは諦めていた二人であった。
故に、この怠け具合程度のことでは動じなくなっていた。
当日、主人は逢瀬をするという体裁で各々の邸を出て、森に来ていた。
そして、その森の奥にあるという小屋まで連れられた。その小屋というのは如何にも、ボロボロでとてもではないが貴族が来て良い場所ではなかった。
最初に、ジョアとリルクが着き、追ってテアミナとマリーも到着した。
そして、互いに小屋の中の質素なテーブルに向かい合うとテアミナが口を開いた。
「さぁて、まずは自己紹介といきましょうか。」
マリーもリルクもどちらも優秀なメイドと執事である。
しかし、この状況を飲み込めというのには無理があった。
まずもって、何故ここに来たのかということ。
何故邸ではなく、このボロ小屋で会合をしているのか。
最後に、この目の前の人は誰だ、と。
そうして、自己紹介をしましょう、と言われたのならば、この場の空気はというとまさにお見合いのあの絶妙な空気感である。
「私はテアミナ=レンブークよ。で、このメイドは最近私のメイドになったの」
今よりずっと幼いが落ち着いた声でそう言った。
続いてマリーも言う。
「はい。ご紹介に預かりました。マリーと申します。何卒、よろしくお願いします。」
平静を装いながらもそう言うが内心、訳が分からなかった。
(お嬢様は何をなさりたいのでしょう?…私の趣味は幼女であると言うのに…。何か勘違いをされたのでしょうか?)
続いてジョアも自己紹介を始めた。
「僕はジョア=ソムールだよ。そして、この子が僕の執事」
ジョアが声変わりを終えた声で言った。
そして、それにリルクも続く。
「リルクと申します。よろしくお願いします。」
リルクもマリー同様に思った。
(若様は何をなさりたいんだろう?……もしかして、僕をこの二人に売るのだろうか……)
お互い挨拶は済ませた。
すると、テアミナとジョアは何やら二人で世間話を始めた。
すでに、二人だけの世界に入っているようだ。
困り果てて、目の前を見た。
すると、相手もこちらを見たところであった。
互いの目はこう言っていた。
『どうしよう』
何秒か見つめ合った矢先、二人は立ち上がった。
そして、互いの主人に向かって言った。
「お嬢様、彼と少し話して来ても?」
「若様、少し彼女と話して来ても良いですか?」
彼らは同時に立ったことに驚いたようだが、すんなり許可を出して、また、何事も無かったように話し始めた。
かのメイドと執事は外に出て語り合った。
先程の何とも言えぬ空気感からの反動で、堰を切ったように話し始めた。
己の主人の怠惰さを、ものぐささを。
『この間、お嬢様は十七度寝を記録し─』
『うちの若様も、徹夜記録を更新して─』
そんな事を話しているうちに彼らは意気投合した。互いにマリー殿、リルク殿と呼び合うほどには…。
こうして、二人は初対面を果たしたのであった。これは、互いの主人の怠け具合という偶然が重なって生まれた、まさに邂逅である。
なお、二人の目線会話は今も健在である。
本当に読んでくれる皆様には感謝しかありません!
本当にありがとうございます!!
これからも、執筆活動を頑張ります!
時間がある時に、読みたいな、と思った時にいつでも来てくださると嬉しいです!
皆様がそうなるように私も頑張ります!




