11 洗脳した奴隷に教育を、よりよい労働力にするために
快適な生活のために文明を発展させる。
その為には高い能力や知識・技術を持った人材が必要不可欠。
となれば、教育は欠かせない。
この為にマコトは各地に学校を作らせていった。
一般庶民でも最低限の読み書き・計算は身につけさせないといけない。
でないと文明水準の底上げも出来ない。
こういう場合に問題なるのは、教師の確保だ。
いくら学校を作っても、教えられる人がいなければどうにもならない。
幸い、洗脳と同時に行ってる知識・技術のうえつけで、教師になれる人間は確保出来る。
あとはこれらを学校に配置するだけだ。
ならば、学校など作らず、洗脳した者に知識と技術を植え付ければ良い。
そうなるのだが、これが簡単にはいかない。
確かに知識や技術を植え付ける事は出来る。
だが、それはマコトが生きてる間だけだ。
マコトが死んだらどうなるのか?
誰も教えることが出来なくなる。
そうなれば、文明が崩壊する。
もちろん、死んだ後の事まで考える必要は無い。
生きてる間だけ快適に生きていられればいいのだから。
死んだ後の国や人類などほうっておけばよい。
そうは思うが、それもどうかと思ってしまう。
マコトが求めてるのは確かに自分の暮らしだけ。
他の者達の事などどうでもよい。
しかし、だからといって放置できるほど薄情にもなれない。
クズが相手なら、死ねと素直に思えるが。
まともに生きてる人達が苦しむのは可哀想。
なので、自分の死後も何とか出来るようにしてやろうとは思っていた。
それに、テレパシーなどを使って知識・技術を植え付けるのも手間だ。
一々やってるのも面倒くさい。
それよりも労働力が労働力を作れるようにしておきたい。
その為の教育機関作りである。
なんだかんだで面倒くさいのを避けるための手段でしかない。
求めてるのは楽な生活。
そこに勤労とか勤勉など必要ない。
そういう事は労働力たる他の人間がやるものとマコトは考えている。
そんなマコトの望み通り、洗脳された者達は子供達を教育していく。
今後の文明を担っていく者を育てるために。
それが結局はマコトの生活を支えていく事になる。
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