第174話 残された後始末
ベッドにカサンドラとイルザを寝かせると、部屋に備え付けていた金庫から貴重品を取り出し、アイテムボックスに放り込む。
顎を摘まんで、これからの事を思案していると、光の輝きと共に龍執事――テューポが出現する。
跪くテューポの全身からは滝のような汗が流れており、メリュジーヌと同様、本来指一歩すら動けぬ身を翔太のために無理やり動かしていることが伺われた。
「主よ。主の危機に、私は……私はぁ!」
テューポのこの様子から言って、この度の事件のあらましは把握しているようだ。
だとすると一つの疑問が湧く。分身の記憶を認識した結果からすれば、翔太との記憶や知覚の接続は切れていたはずなのだ。とすればテューポ達が今回の事件については把握しているのはおかしい。
考えられるのは種子の発芽とやらが近づき接続が一時的に停止していたか、それともあまりに強烈な感情故にテューポ達にそれらが流れたか。このいずれかだろう。今後検証していくしかあるまい。
激高するテューポの肩に手を置きつつ言葉を発する。
「万物変換の反動、まだ辛いんだろ? 僕が考えなしに無茶したばかりにすまない」
「主よ……」
らしくなく、涙を浮かべるテューポに苦笑しつつも、厳し目の口調で命を与える。
「今は休め。
僕はアイリス神及び人間の貴族共を許すつもりはない。この茶番を設定した下種共もだ。間違いなく奴らとの戦争になるだろう。アイリスと人間の貴族は兎も角、その背後にいる奴はどうやら一筋縄ではいかない。総力戦になる。その際に、お前の力を僕は期待している。
もう一度いう。今は休み力を蓄えろ。そしてこの僕に力を貸してくれ」
翔太は右手を差し出す。
これは契約だ。上っ面の忠誠などいらない。ナイアーラトテップは強かった。以前の翔太ならスキルがあっても倒せたかは疑問が残る。そのナイアーが『恩方様』と叫ぶ存在。真面であるはずがない。そして今後もあのレベルの敵が多々翔太の前に現れる。それを明確に確信できる。翔太の進む先に待つのは破滅かも知れない。今の田宮翔太が目覚めた以上、テューポ達が引き返せるのはこれが最後だ。
「ありがたき――幸せ」
テューポが翔太の右手を握り返し立ち上がる。そうだここから始まる。
僕――田宮翔太の漫遊記が。
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感極まったテューポを宥め、『七つの迷宮』に帰らせると、アイテムボックスから【奇跡のパン】を取り出し食べる。勿論、一応失った【体力】と【魔力】を全開させるためだ。
カサンドラとイルザを『七つの迷宮』にある田宮家に連れて行き、カサンドラを翔太の部屋のベッドに寝かせ、イルザをリビングのソファーに寝かせる。
イルザは翔太を蹴って足を怪我していた。スキル《錬金術》で【超越級】のポーションを造り出し足に振りかける。内出血でどす黒く腫れ上がっていた足は一瞬で再生する。
頬を軽く叩き、目を覚まさせる。
「起きろ」
「う……ん?」
イルザは寝ぼけ顔で翔太をマジマジとみていたが顔を紅潮させソファーの隅に後退る。
「あの……私?」
「ああ、甚だ不本意だが君は助けた。あんたの母と妹も助ける。だからお前はガルトとディヴにお前の義務を果たせ」
こくんと頷き、紅潮させていた顔を真剣な顔に戻し大きく頷く。
「契約成立だ」
イルザに田宮邸でのんびりテレビでも見ているように指示し、キャメロンの自室を出てメインストリートへ出る。
エッボ商会の場所を通行人に聞き、エッボ商会へ向かう。エッボ商会は上流区の一角にあるオットーやエレナ等の貴族達と同等のクラスの大層豪勢な屋敷だった。
スキル《隠密》を発動し、建物の中に入り、探し回る。イルザの母と妹は牢屋に捕らわれていた。母はイルザと同様美しくはないが優しそうな人物だった。情報通り母は病気で一歩も動けないにもかかわらず、牢屋内の石のように固いベッドで寝かされていた。妹はルネと同年齢くらいの可愛らしい女の子だったが母と同じく体調が悪そうだ。イルザに聞いたところ、病気は他者に移るらしい。それにもかかわらず、エッボの糞野郎が母と同じ牢に入れたことから妹も伝染病に感染しているようだ。妹も母と同様顔が蒼白い。あと1日遅れていたら母も妹もろとも死亡していた。
母と妹を抱きかかえ、『七つの迷宮』の田宮邸へ行く。《錬金術》で【体力】を毎分ごとに回復する布団を敷き2人を寝かせる。これで病気の進行は止められる。
スキル《解析》を母と娘に発動する。
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【結核】
■クラス:難病.
■説明:空気感染し体力を毎時間0.01%ずつ奪っていく。
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(結核ねぇ……面倒だからエリクサーで治そう)
《錬金術》を使ってエリクサーを2つばかり生成しそれを母と妹に呑ませてやる。すると、次の瞬間急速に蒼白かった顔に赤みがさす。明日の朝には治っているだろう。
イルザに病気が治った事を告げると、涙目で感謝の言葉を述べて来た。
明日、ディヴとガルトの所へ謝罪に行くらしい。今の翔太には謝罪など正直どうでも良い事ではあるが、変質する前の翔太がやけにイルザに罪を償わせる事にこだわっていた。これも宿題の一環だ。イルザにガルトとディヴのために今後一心不乱に働いて罪を償うように指示すると即座に了承する。
『七つの迷宮』のメイド達にイルザ達を専門の医療施設へ移動し数日間療養するように指示する。
残りはエッボの始末だ。此奴をのさばらせておけばまたガルト達にちょっかいをかけるかもしれない。それは変質する前の翔太は望んじゃいなかった。それに変質する前の翔太が気に入っていた奴はいまの田宮翔太も気に入っている。だから助ける。助けると決めた以上、どんなことをしてでもそれを達成する。それが今の田宮翔太だから。
エッボの屋敷の各部屋を探しまわった結果、冒険者ギルドに捕縛されたことが判明する。
こんな無茶するのはデリックの命令だろう。ヴァージルとオットーの関与した事件にデリックは無関係。ならヴァージルとオットーの闇にデリックは気付いていなかった? いやそう決めつけるのは早計だ。
兎も角だ。翔太のやることは何ら変わらない。
隠密スキルを発動し、冒険者ギルドの地下へ行く。ここが独房と取り調べ室になっていることは以前フィオンに聞いていた。
取り調べは既に終わったのか、檻の中から見張りの冒険者達に罵声を浴びせかける四角顔の豚がいた。
《精神支配》の【絶対命令】をエッボに発動する。
命令内容は『デリックにカヴァデール店に対する自らの犯した罪をすべて告白する。その際、回収した武具の全てを返却し賠償金として今手持ちの全財産の半分をカヴァデール店へ払う。さらに冒険者ギルドと商業ギルドの両者にこれまで自らが犯した罪について証拠書類を示しつつ被害者を罵倒しながらも独白する。その後全財産のもう半分を売り払い被害者に対し全て賠償する。残った金はエルドベルグの唯一の孤児院にすべて寄付する。その後、10万G以上溜まり次第すぐに孤児院に寄付し、貧しい平民として生きていく』にした。
今の翔太にただ殺すなどと言う慈悲はない。その者が想像しうる最大級の地獄の生活を死ぬまで送ってもらう。
ヴァージルとオットー以外の残りの『神の意思』の処理もあるがもう顔は覚えた。いつでも処分できる。
デリックがこの事件の抑止に動いていたとするなら、冒険者ギルドに対する翔太の今後の対応はかなり変わってくる。無論、微塵も信用などしてはいないが、ラシェルの保護で一時的な共闘関係にあるのは間違いない。仮に翔太が一方的に反故にすればラシェルの身に危害が加わる危険性も零ではない。特に今回の事件で気を抜くと非常事態の恐ろしさは心の底から思い知った。何かの拍子でラシェルに与えた武具が使用不能になる可能性も考えられる。万全を期すためにも、今の翔太も消極的な意味での協調くらい必要だろう。
この数日は様子を見るべきだろう。とは言えコマンダーとクソ餓鬼共にはきっちりと相応しい罪を償ってもらう。それは変質前の田宮翔太の強烈な意思だから。
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柚木の部屋へ行くとカサンドラはベッドから上半身を起こす。
「ショウタ、あたし……?」
部屋に入って来る翔太を視界に入れ躊躇いがちに尋ねて来る。
彼女には償いきれない借りがある。だから翔太は彼女のものだ。そして――。
「君は僕が治した。死んだとでも思った?」
頷くカサンドラの直ぐ傍のベッドに腰を掛ける。
「~~!?」
身体が密着し、カサンドラの鼻先が翔太の鼻先に触れる。
この距離感に慣れていないのか、途端に顔に火が付いたように真っ赤になって、俯いてしまうカサンドラ。こういう人を無意識に魅了するところはジュリアにどこか似ている。
変質前の翔太は少なからず好意を持っていた。そして過去の知識ではカサンドラは翔太に惚れていたはず。なら今の彼女はこれを一番求めているはず。な~に、少しでも嫌がるようなら止めればよい。
カサンドラの両肩を持つと上目遣いに見上げてくる。
「いい?」
「……」
真っ赤になりながらも頷くカサンドラの唇に触れ、口腔内に舌を入れカサンドラの舌に絡ませる。ビクンッと痙攣し、身体を硬直するカサンドラ。この様子からするとキスさえ初めてなのかもしれない。唇を甘噛みし、舌で愛撫し、ゆっくりとベッドへ押し倒す。
……
…………
………………
ぐっすり寝ているカサンドラを起さないようにベッドから這い出して、床に脱ぎ捨ててあった服を着替えると部屋へ出てリビングへ移動する。
摩天楼の自室に着くとすぐに、《錬金術》で今まで獲得した全ての魔晶石とアイテムを素材に監視阻害のアイテムを作る事にする。
リアルタイムで誰かに覗かれている。これは変質前の翔太も薄々、勘付いていたことだ。さっきのナイアーラトテップとの戦闘でその疑念は確信に変わった。
この冗談の様な世界のシステムも、あの迷宮の存在も、この頃翔太の前に現れた実に都合のよいキャスト達も全て一本の線でつながるような気がする。楽しい。実に楽しくなってきた。これは狩りだ。狼は翔太。ウサギは――。
《魔力攻撃反射》を上手く使う。
そこで、まず前提の《魔力攻撃反射》を第8級まで上げる。《魔力攻撃反射》を発動させつつ自らに《タナトスアイズ》の【生命力・魔力強奪】を発動すると、金色の光線が天から翔太の脳天に落ちるが翔太の体を覆う青色のオーラに弾かれて周囲に弾ける。これを反復し時間はかかったが第8級まで上げる。
お次は素材の生成だ。【八大精霊の聖地】は翔太の魔力を使って、深淵級レベル3となった。この事から多くの素材を用いるよりも翔太の魔力を用いた方がより高度な魔道具を作成する事が出来るという推論が導ける。【無限魔力石】は、【精霊郷の欠片】や精霊の魂系の素材と異なり一度見て触れれば《錬金術》で造りだす事が出来る。そこで、まず、【無限魔力石】を300個ほど創り出す。
【無限魔力石】に全力で【魔力】を込めると、6万近くは溜めることが出来た。【奇跡のパン】で【魔力】を全開さながら、他の309個の【無限魔力石】にも込める。途方もない時間と労力の末、全ての石に魔力を込め終えた。
《錬金術》の【魔法・スキル能力付与】を《魔法攻撃反射》、【賢者の石創造】は次元支配に設定して魔道具を生成する。これに【能力発現支配】を発動し翔太とその眷属の索敵、解析等の一切の遮断に能力を集中する。
素材は310個の【無限魔力石】だ。トータルで1800万の魔力を用いる。形状は指輪だ。翔太は《錬金術》を発動し――。
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凶悪で強力無比な全世界の法則を狂わしその理すらもぐちゃぐちゃに捻じ曲げる一つの魔道具が生まれる。
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【終末の指輪】
■クラス:深淵級
■レベル:4
■説明:所持者以外、この世のいかなる解析、索敵、千里眼等のスキル・魔法も効力が否定される指輪。
■性能:
・所持者とその眷属は他者のいかなるスキル・魔法、神秘からも解析、索敵されない。
・所持者に発動された索敵・解析スキル・魔法を自らのものとし逆に発動者を解析・索敵する事が出来る。
・所持者は外見・能力を自在に変化可能。ただし、一定の攻撃を受けると能力は元に戻り、一時的に本来の数倍に上昇する。
・姿・気配の完全消去が可能であり如何なる存在からも認識し得ない。
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(いいんじゃないか? いいねぇ! これ! さてさて……)
指輪を嵌めて覗き魔を逆索敵・逆解析しようとうするがどうやら勘付かれたらしく失敗する。
(別にいいけどね。そのうち尻尾でも出すさ。こんなあからさまな索敵・解析かけるくらいの間抜けちゃんだしな)
ニコニコせずにはいられない嬉しさを顔に浮かべつつ、《錬金術》で鏡とハサミを作る。丁度おあつらえ向きにメガネも壊された。鬱陶しい髪も短く切ってしまおう。
バサッ! パサッ! パサッ!
髪が床に落ちて行く。田宮翔太という存在の証明が徐々に消えて行く。今の様な歪な存在になっても感傷に引き込まれるとは思わなかった。だが、それも――。
さっそくやる事がなくなった。
そこで明日から昼間はショウという分身に、夜は翔太が受け持つように行動を変換する。更に、ショウに数日間で翔太が経験した事を認識することを許可する。これであの甘ちゃんがどういうリアクションをするか実に興味深い。
スキルの確認をして《万物体現》を進化させてさっさと寝る事にする。というか、進化させれば確実に強制的に眠らせられるのだが――。
スキル《解析》を自身に発動する。
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スキル
《万物変換(第1級(初級)》
■説明: ありとあらゆるものに変換する。
■第1級【生命変換】:生命を生命又は無生命に変換する。
〇【他者変換】:一瞬で半径80km内の全ての生命の索敵をし【マーク】する。【マーク】は決して解けず、永遠に逃れる事は叶わず、生命である限り変換される。
ただし、魂がある場合変換前よりも高次元の存在に変換する事はできない。
ただし、相手の【魔力の強さが】がスキル行使者の【筋力】と【魔力の強さ】と【魔力】の総和を超える時はその限りではない。
○【自者変換】:自己と眷属をあらゆるものに変換可能。ただし、自らより高次の存在には変換する事が出来ない。
■【能力・性能保持】:変換後の生命・無生命は変換された目的の本来の能力・性能を保持する。
■クラス:深淵
■必要使用回数:0/20
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(僕のステータスなら殆ど変換できるんじゃん? 面倒な奴を脅すには使えそうだ。虫にでも変えれば一発でしょ? でもそうすると話を聞き出せないか。
【自者変換】は使えそうだし別にいいか)
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スキル
《超越創造(第1級(初級)》
■説明:
■【魔物・動物・人間種・精霊・幻獣種・龍種創造】:魔物・動物・精霊・幻獣種・龍種の魂を異世界から召還しその身体を【魔力】を用いて創り出し、眷属化することができる。
■【眷属自由意思創造】:眷属は主の意思に反しない限り自由意思を持つことができる。
■クラス:深淵
■必要使用回数:0/10
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(魔創造と聖創造を一緒にしたようなスキルだ)
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スキル
《生死の天秤(第1級(初級)》
■説明:
■【死】:半径15kmの索敵し敵をマークする。マークした者を即死させ、不死者化する。不死者の全ステータスは5倍化する。
即死に耐えても、ブラインド、石化、睡眠、猛毒、麻痺、混乱、沈黙の状態異常を引き起こす。
■クラス:深淵
■必要使用回数:0/10
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(死体を操作するんじゃなくて不死者化するらしいよ。寧ろ、聖属性の攻撃や癒しがない分弱くなったんじゃない? まあ、どうせ生贄だしいいんだけどさ)
ポケットからギルドカードを取り出す。
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EV:《物理攻撃反射》と《魔力攻撃反射》がスキル進化の条件を満たしました。実行いたしますか?
<YES> or <NO>
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まずは、《万能反射》への進化。<YES>をタップすると体の芯が燃え上がるように熱くなる。やはりステータスが非常識に高くなったせいで、以前ほどの負荷はない。
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EV:《天空神帝》と《重力支配》と《磁圧支配》と《超振動大波》がスキル進化の条件を満たしました。実行いたしますか?
<YES> or <NO>
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次が今日のメイン、《万物体現》への進化だ。
<YES>をタップすると途轍もない力が翔太の身体の芯に生じ身体を風船のように膨らます。今のステータスが非常識に上昇した状態でもこれだ。以前の翔太なら粉々に爆砕していたかもしれない。だが『田宮翔太』の身体を完全掌握した今の翔太からすれば無傷で抑える事も可能だろう。力を押さえつけるのではなく、一定の方向性を持たせてやる。イメージは円だ。口から目から毛穴から過剰な力を流し出し再灌流させる。徐々に力が身体を上手い具合に循環していく。身体が熱く汗でぐっしょりではあるが、神経に釘を打ち付けるような形容し難い七転八倒の痛みはない。
もういいだろう。瞼を閉じて薄くなる意識に任せる。徐々に翔太の意識は奈落の底に落ちて行く……。
――田宮翔太――
ステータス
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ステータス ショウタ タミヤ
レベル 110
才能 20000
体力 220000
筋力 220000
反射神経 220000
魔力 220000
魔力の強さ 220000
知能 220000
EXP 4000/4000000
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スキル
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《隠密(第5級)》 3/32
《悪魔召喚(第1級)》 1/6
《高速再生(第8級)》 ――
《契約(第8級)》 ――
《解析(第8級)》 ――
《仙術(▲■●)》 ■■■■
《憑依(第6級)》 0/128
《不滅の盾(第4級)》 1/48
《悪魔契約(第1級)》 3/4
《錬金術(第8級)》 ――
《万能反射(第1級)》 0/10
《万物体現(第1級)》 0/20
《万物変換(第1級)》 0/20
《万物破壊(第8級)》 ――
《白魔道の叡智(第4級)》 0/48
《武術の奥義(第4級)》 0/48
《超越創造(第1級)》 0/10
《生死の天秤(第1級》 0/10
《全属性無効(第8級)》 ――
《精神支配(第8級)》 ――
《聖光(第8級)》 ――
《黒魔道の叡智(第8級)》 ――
《世界の拒絶(第8級)》 ――
《威力操作(第8級)》 ――
《混色ブレス(第8級)》 ――
《連続スキル(第8級)》 ――
《飛翔瞬歩(第2級)》 5/12
《雷神の槌(第8級)》 ――
《タナトスアイズ(第8級)》 ――
《紅蓮の星の雨(第8級)》 ――
《食の神(第8級)》 ――
《建築の神(第8級)》 ――
《魔法機械工学の神(第8級)》 ――
《農業生産術(3級)》 0/8
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