果てしなき流れの果てに
伊吹白羽と不知火燎里は四次元装置を使用した。
光や重力の能力者は、時空系と相性がいいのだ。
伊吹白羽の潜在能力は高く、最大値8億odに上がる。
不知火燎里の最大値は9600万odだった。
羽曳野喋花は、刹那2人の元に現れた。
「不知火燎里。こんな所にいたんだね。白羽はクローンね。今まで気づけなかったのは、ミシェルの仕業かな。覚醒するのは予想外だったわ。」
喋花は未来を見通す。
(蝶花の未来予知ができない。もしかして、時間より更に上の次元にいるの?)
そう気付いた白羽は、オドを膜のように薄く凝縮させ、身体を包み込む。オドは30倍になる。
※身長155cmの白羽は、身体の体積と表面積の比がおよそ30:1。
さらに、蝶花のオドを吸収し、100倍になる。
つまり白羽は、2兆4千億odの膜を張っている。
800兆の蝶花との差は400倍。
蝶花が接触した瞬間、光速で粒子化光線を放つ。表面積が点になり、更に60倍。
144兆odの粒子化光線は蝶花にダメージを与える。
6次元の蝶花でも接触の瞬間は3次元上にいる。そして、蝶花は光速の攻撃に反応できないのだ。
白羽は2回攻撃を当てたが、次は遠距離から攻撃されると予想したため、燎里を連れて太古へと時空移動した。
白羽はおおよその予想を立てていた。
4回目の大量絶滅のあった三畳紀(1.996億年前)とユカタン半島に巨大隕石が落下した白亜紀(約6600万年前)の間にいる。
理由は、
①オゾン層形成が4億年前
②脊椎動物が進出したのが3億8500万年前(デボン紀後期)
③三畳紀以前にあったペルム紀の大量絶滅(約2.51億年前)が史上最大。
これらは避けると考えられる。
天音瑠流も土御門和奏も不老不死なので、ミスマッチはほとんど無い。
蝶花から身を隠すため、オドは抑えている。
白羽はオドを最大に膨らませた。
白羽に気付いた2人が集まる。
「同じ方法で天音瑠流と合流したんだけど、白羽達と合流する方法はなくてね。結局恐竜と一緒に5千万年待ったよ。」




