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コンヒュージョン  作者: スズキ
第1章 コンヒュージョン
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11/18

メアリー・シェリーが始めた前奏曲《プレリュード》

【エレクトルパス】3億8千万od。電気ウナギ、亀、蛸の合体怪人。


【ファルマリーター】5億6千万od。隼、バショウカジキ、チーター。陸海空最速の怪人。


【オルレオグル】6億5千万od。シャチ、ライオン、オウギワシ。戦闘能力が高い怪人。


【ティツァモルサ】7億od。古代種。T・レックス、ケツァルコアトル、モササウルスの合体怪人。


【パラトルティス】4億7千万od。蜘蛛、甲虫、カマキリの合体怪人。


【モンビヤドーバ】2億9千万od。ヒョウモンダコ、オオスズメバチ、ヤドクガエル、ブラックマンバ。毒の合体怪人。


天音瑠流は、キメラ改造人間計画で生み出された怪人の中でも、戦闘力に優れた面々を刺客に放った。

エレクトルパスの電圧は数億ボルトに達し、雷並。

モンビヤドーバの毒は、改良を重ね、牙や針の一突きで千人を殺傷できる。

パラトルティスは筋力が高く、敏捷で怪力。蜘蛛の糸で直径1kmの巣を作ったり、10km上空から滑空する。硬い甲羅は砲弾も防ぐ。

キメラ改造人間は、平均的に人間よりオドが跳ね上がるため、高オドの個体が生まれやすい。

後天的に成長している伊吹白羽は6千万od。

普段は人間と変わらないが、戦闘時は変身して動物部分が混じった異形になり、オドが跳ね上がる。

※カッコ内は変身後の数値。人前で異形になる事がないため、世間にキメラの存在は知られていない。



静寂零の切断された腕や傷んだ内臓は、メディカルマシン(MM)と呼ばれるナノマシンが修復した。

全員あらかじめMMを注射していたため、キメラ軍団との闘いで受けた怪我や火傷は、致命的でなければ治るし、毒も排出される。

キメラ軍団の攻撃は、ほとんど致命的なため、お守り程度の期待値だ。

和奏と蝶花は、オルレオグルとティツァモルサとの闘いで負傷。キメラ軍団の身体能力が吸血鬼の比ではなく、力負けした。

静寂零らは、パラトルティス、エレクトルパス、ファルマリータ、モンビヤドーバ相手に半壊。静寂零、紅小夜、赤月緋鞠は瀕死で戦闘不能。

キメラが吸血鬼に多対1でしかけ、各個撃破された。

エレクトルパスは3人の怪人に指示する。

「粒子化で身体を乗っ取られる前に伊吹白羽を片付けるぞ。」


MMによる仲間の完治まで1カ月。白羽は、ソフィ、シンシア、ミシェルと共に雲隠れする。

ミシェルが空いてる飛行機など交通機関をジャックし、拝借する逃亡生活。

キメラは数十kmの標的を鼻や耳で感知する。

迎撃はミシェル、シンシア、ソフィの攻撃ドローンが行なう。

一億ボルトで帯電しているエレクトルパス以外は、白羽の粒子化光線《パーティクルビーム》で蹴散らす。

「速さなら負けない。」


陸空なら音速を超えるファルマリータが手を出せない。粒子化による洗脳《ブレインウォッシング》は、エレクトルパスが全キメラのマトリックスに入り、ファイアーウォールを形成して防がれる。

モンビヤドーバは半径500mに猛毒の霧を噴霧。白羽は一瞬毒霧を吸ってしまい、毒に犯され撤退する。後日、毒はMMが排出した。


1ヶ月後


仲間の傷は完治した。

また、宇宙から氷の魔女アイラ、水の惑星ウシュクベのマスト、植物惑星シルヴィアの宇宙人フォリス、機械惑星マキナが援軍で駆けつける。

皆、オーバーマインドの脅威に対し団結した。

アイラはエレクトルパス、モンビヤドーバを氷漬けにし、マストとフォリスはファルマリーターを倒す。広大な海と森が、ファルマリーターの速さを包みこみ、打ち消した。

ティツァモルサは、地球を何周もし、強靭な顎で鉄骨や大岩をも噛み砕いたが、和奏と蝶花2人の連携で倒れる。2人の超能力は地球の裏側まで届いた。

オルレオグルは、吸血鬼と白羽、レコード姉妹が総出でかかり実力は拮抗したが、長い闘いの末倒れた。

天音瑠流は、3000m級の大怪獣ジェノサイドをけしかけた。本人が倒した個体よりはるかに強い(15億od)。

※geno=遺伝子、cide=切る→大量虐殺

しかし、総当たりし、なんとか討伐する。


余談


【カポへリウス】30od

最弱の生き物を興味本位で合体させた怪人。

カカポ、マンボウ、ナマケモノ。

人懐こく、燃費がいい。マリアナ海溝の奥地まで潜水できる。足腰が強く、木登りが得意。嗅覚が鋭い。

※マンボウ→サンフィッシュ→太陽ヘリオス

※ナマケモノ→スロウス

地域に溶け込んでいる。コンヒュージョンの影響で、人造キメラである事はバレていない。意外と一般人の平均(1od)より強いため、町の警備をしている。

鷹揚から、小鳥遊揚《たかなし よう》と名乗り、カポへリウスである事は伏せている。

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