第8話 女の子は、もっと丁寧に扱ってあげるべきです
「ニャァ♡ニャァ♡♡ニャァ♡♡ンンンァァ♡♡」
「ハハハ、そうか。 気持ちが良いか。ならば、もっと叫ぶといい」
子猫と化したイリス嬢が喘ぎに似た鳴き声を放っている。
ふむ。どうやらイリス嬢は股座辺りを擽ってやると、喜ぶようだな。覚えておこう。
「イニャ〜ン♡ニャ〜ァ♡ニャ〜ァ♡」
「なるほど。じゃれ合いたいのだな。よか……」
「お止め下さい!! リーン様」
「ごぼぉ!?……ユリセントさん。なにをする」
近くに流れている小川で水浴びを終えた、全裸姿のユリセントさんが俺の後ろに立っていた。右手で両乳を隠し、左手で下腹部に手を当てて上手く隠している。
まだ身体を拭いていないのか、髪も濡れなんたる妖艶さか。胸にも首から流れた汗のようなものが滴り落ち、胸の突起した部分まで一直線に落ちて、光沢のように光っていた。……簡単にいえば、ユリセントさんの身体全体がエロさに満ちていた。
これでまだ14才とは、成長すればナイスバディーになること間違いなしだな。
「フニャ♡……フ〜♡……フニャ♡…」
そしてイリス嬢。ととも気持ちよさそうにニャアニャア言っている。小猫なのに色っぽい。
「もぉ、リーン様が執拗にイリスさんのことを愛撫するから、発情しちゃってますよ。どうするんですか?」
「ふむ。ここの擽り過ぎるのはよくないんだな。理解した」
「……最早、手遅れでは? そういえば、イリスさん。ちゃんと元に戻れるですよね? まさか一生このまま小猫のままですか?」
ユリセントさんが、心配そうな顔でイリス嬢を見ている。流石は俺のユリセントさんだ。優しいものだ。
「いや、本人の任意で人にも獣型にも切り替えができるし。俺が指パッチンするだけで……」
パチンッ!と指を叩くと。イリスさんから光だし、人の姿へと変貌していく。
「ああぁぁ♡ リーンさん。もっどおおぉ!! リーンさん♡リーンさん♡……たしゅけてくれてありがとう♡ご主人さぁ……」
人へと戻ったイリス嬢の身体は、全身汗や何かの汁まみれで乱れていた。片手は腹部よりも下に置き、アレなことをして。もう一方の片手で乳を揉み。顔つきは舌をだらしなく出して白目を向いている。俗に言う「アヘ顔」と言うやつだろうか? 流石、エロゲーの女主人公。エロいな。
「おお、なんと凄い」
「……色々な所が溢れてますね。じゃありませんよ! なにを見とれているんですか! 早く子猫の状態に戻して下さい。ハウスです」
「う、うむ。バルス!」
バチンッ!
とんでもないエッチな光景が広がっていたので、急いで再びパチンッ!
「ニャァ♡ニャァ♡♡ンンンァァ♡♡ニャァ♡」
先ほどのとんでもない光景から一転。イリス嬢は、愛らしい黒猫へと姿を変えながら俺へとすり寄って来た。
「……たしかに簡単に元には戻せましたね」
「うむ。淫乱だったがな」
「……最低の発言ですね。リーン様」
変態仮面との戦闘後、奴の氷魔法で「変態仮面」の身体を凍りつけにし、隠し財宝があった穴へと埋めた。
(や、止めなさい!! 私を埋めるな!! クソ悪童うがあああ!!)
(身体中に死臭を漂わせた人殺しがなにを言っている。地中に埋まって反省していろ)
あの変態仮面は普通の人間ではなかったし、運が良ければ助かるだろう。
「ニャン♡ニャァ♡」
「……イリスさん。リーン様に懐きすぎではないですか?」
「愛情に飢えているのだろう。数時間前まで変態仮面に拘束され。不安だったのだからな。精神的に安定するまで時間がかかるようだし。好きにさせてやろう」
「そうなんですね。……私以外の女の子に随分とお優しいんですね。リーン様は」
「服を着ないと風邪を引くぞ。ユリセントさん」
「……エッチ」
その後、ユリセントさんの生着替えを見ながら、今後のことを考え始めた。
隠し財産で当面の資金に困らなくなった。
虐げられていた女主人公を救い出し、獣化の魔法を使えるようにさせて仲間にした。
「ふむ。長期的に考えたら居住スペースを備えた移動手段を手に入れるべきだな。……少し遠いが「リリムの魔道具店」に久しぶりに顔を出して見るとするか」
「ニャァ♡♡」
「お~! もう股座は触らんぞ。首辺りなら撫でてやるがな」
「イニャン♡」
俺はイリス嬢の首下を優しく撫でながら、次の目的地に行くための準備を始めた。




