25 バレバレだったんだなぁ
今回も双くん視点です!5日ですね!サボってたのは!ちゃんと理由があるんです!それがですねぇ〜、((うるさい本編さっさと見せろBy仁ノ
怒鳴られたんで話さないでおきまぁ〜す……。あ、今回短めですっ
「……あっ、あった☆」
宝探しというより自分の物を取るくらいのスピードで終わっちゃった。
さすがは双子!愛が隠す場所なんてお見通しだぜ☆
愛が描いた漫画は、枕の下に置いてあった。こういう乙女チック(?)なところがまた愛らしい。
『愛』らしいって意味か『愛らしい』って意味かは俺にしかわからない☆でも、どっちの意味だって大事なことだ。
「さっ、拝見させてもらいましょうね〜☆」
相変わらず絵が上手いなぁ〜。このキャラとか俺にそっくりじゃん☆こっちは愛にそっくりだな☆
キャラクター紹介……。
愛にそっくりなやつが……『アイ』で……?俺にそっくりなやつが『ソウ』……?
名前、俺たちの名前をカタカナにしただけ?
は?じゃあこの話って愛の中の俺たちの話ってことか?
「『アイは、犯罪者。自分の過ちに気づいた後、刑務所に送られた。警察官を務めている双子の弟、ソウと鉢合わせをしてしまう』」
あらすじには、わけのわからないことが書かれていた。
なに書いてんだよ。あいつ。なんで犯罪者?なんで俺が警察官?
次が本編か……。
『双子の血痕〜主人公になれない二人は〜』
「…………なんだよこれ」
そこにあるだけの漫画を読んだあと、どうしたらいいかわからなくなった。
言葉じゃ、うまく表せない……。ただ、こんな主人公みたいな辛い思いを抱えてたのか?愛は……。
なんか、俺自身がすっごいちっさい存在に思えてきたなぁ。
「……メモか?」
最近使い始めたと思われるノートに髪が長い女の子が描かれていたページを見つける。
どっかで見たことある気がするけど。
左は青い瞳で右が赤い瞳、髪の色は銀髪……。
『性格、ちょっとチャラチャラしていて元気。だがどこか儚げな雰囲気が絵になる』
めっっっっちゃ既視感あるな。
『名前 アサヒ』
………………アサヒ。アサヒ、あさひ、朝陽。
あ、このキャラ、朝陽じゃん☆
「んんん? でもなんで女子……? あいつ、男だよな」
可愛い……、朝陽、絶対文化祭の女装するやつ似合うな。俺が保証しよう。
「……『関係、ソウとは恋人。アイを危険視している』。なるほどな☆」
……………………………。
「はぁぁぁぁぁ!?」
なっ、お、俺と朝陽、じゃないな。ソウとアサヒがこ、恋人……。
う、嘘だろぉ!?朝陽に迷惑だろ絶対!
嫌じゃない。別に。全然俺は迷惑してないけどさ。
くっそ、絶対今俺の顔赤いってぇ……☆
「……愛……帰ってきたら全部聞き出してやる……」
まさか、――がバレてたなんて。余計なこと言わないように叱らないと。
周りに言われたら俺のメンタルが死ぬっ☆
「物語は重かったけど、それとこれとは話が別だ……」
俺の顔で悪いこと考えるんだな。愛……。
「ホントに俺ブチギレるぞ」
限界まで顔を真っ赤にした自分を見て、自分も愛も違う意味で許せなくなった。
……うん、謎☆




