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『霧島華音』 ~不思議の依頼お受け致します。~  作者: hermina
第3章 『ヒトを喰うオニ』
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17/38

『ヒトを喰うオニ』 序

この世に不思議な事は結構ある。

例えば符術だってあるし、人を喰うと言うオニの伝説だってある。

そんな不思議な出来事を取り扱う何でも屋があるのは、不思議じゃないのかも知れない。



鬼の伝承と言うのは各地に存在する。

有名な所では、京都の酒呑童子や瀬戸内海の桃太郎伝説の鬼、秋田のナマハゲ等もあげられるだろう。

鬼を異邦人と唱える者もいるが、鬼の伝承は古く、そのような時代に異邦人が多く日本に訪れたかは疑問である。

つまり鬼は、日本に古来より存在していたのである。


「鬼の伝承ねぇ・・・」


私は、グーグル先生を閉じると、LINEを立ち上げる。

仲の良い友達のグループに『所用で帰省するね。数日で戻るから。』と書き込むと、早速反応がある。

『そうなんですか?』『実家は○○県だっけ?』『お土産お願いしますね。』『随時実況求む』・・・等々

双子の赤いのと青いのだ。

『気をつけて行ってきてね。』『この間、私に用があったみたいだけど大丈夫?』

と香奈も直ぐにトークを返す。

私は、3人に『行ってきます。』と返しスマホをしまう。

香奈もすっかりLINEとか慣れてきたみたいね。

ちょっと前までガラケーを使っていたのに。


『この間、私に用があったみたいだけど大丈夫?』


うん、それ関係。

私の実家は・・・神社だったりする。

古来、『鬼』を封印したって人と、封印された『鬼』が祭られている??らしい。

まあ、その辺りの・・・神社関係はぜ〜んぶお兄ちゃんに投げちゃったし、私はよく知らない。

それが、この間から・・・なんか、騒がしいというか、何というか。

お兄ちゃんは、場合によっては、香奈(様)の御チカラを借りなければならない。

って言ってるくらい。

そんな感じで・・・香奈に相談しようと思ったんだけど・・・あの子もアレで忙しいからね。

何にしても、「戻ってこい」って言うくらいだから、何かあったのかもしれない。

と言う訳で・・・

・・・私、新城香織は帰省する事となった。






−−−−−−−−−−




基本的に1週間に1回の更新になります。

次回更新は 8月 7日の14時30分頃になります。


ちょっと忙しくて、其の一が書き終わりませんでした・・・OTZ

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