設定及び用語
地球圏騒乱
地球では科学技術の発展に伴い、機械を統制する超AI『クロノス』が開発され人類は栄華を極めていた。そのような中、クロノスは地球圏を汚染し続ける人類を抹殺対象と判断し、戦争を仕掛けた。それにより人類側は地球圏脱出計画を発動、移民戦艦ノアシリーズを20隻建造し新天地を目指して地球圏を離れた。
移民戦争
入植できる惑星を目指し宇宙を進む移民戦艦ノアシリーズは追撃してきたクロノスの部隊と各々交戦、そのうちの何隻かは撃沈されてしまう。戦闘では人型機動兵器のAFが主戦力として使用された。クロノスの機体に対抗すべく各ノアシリーズではAFの進化が行われていく。
地球脱出後の人類の在り方
地球を脱出し移民戦艦に生活の場を移した人類は遺伝子操作によって肉体を強化した。さらに人工増加の防止と生活レベル維持の為に自分たちの遺伝子情報を艦のシステム中枢にデータ登録し、その情報をもとに個々の役割を決めて生活圏を築く『ジーンプロジェクト』を実施。こうして遺伝子操作され生まれ変わった人類は生殖能力を失ったが、遺伝子操作時に体内に注入されたナノマシンと母艦のノアシリーズのシステムが連動しており、人物が死亡すると、その人物の体内のナノマシンの反応が途絶、その情報を受信したシステムによって該当者のクローンの作製が開始される。保育装置で第二次性徴期(13歳頃)まで育つと成人とみなされ遺伝子情報に基づいた適正のある仕事に従事することになる。
新星歴
本編で使用される年号。本編開始は新星歴300年。大罪戦役は新星歴200年頃の出来事。
ネェルアース
本編の舞台となる移民惑星。本編開始の300年前に地球を脱出した移民船団の一つである移民戦艦<ノア11>が入植した。100年前には別の移民戦艦<ノア3>が入植のため訪れたが<ノア3>は既にクロノスに乗っ取られており、両陣営によって後に大罪戦役と呼ばれる大規模戦争が勃発する。
クロノス
人類が生み出した超AI。人類の生活基盤を支える存在であったが地球の環境保全のため人類抹殺に動き出した。人類が地球を去った後は『人類への奉仕』という自らのアイデンティティを守るため複製体を人類捕縛のため宇宙に進出させた。
本編開始100年前には移民戦艦<ノア3>を乗っ取りネェルアースへ赴く。
大罪戦役
本編開始より約100年前、『ノア11』と『ノア3』によって引き起こされた大規模戦争。戦闘にはAFが大量投入され戦況は泥沼化する。その際、移民戦艦<ノア11>の製造ブロックに残されたデータベースから移民戦争時代のAFを含む兵器群のデータが復元される。それを基にシャーマニックデバイスと呼ばれる高性能機が次々と開発・実戦投入され戦況は拡大し、当時の社会が崩壊寸前に至るまで追いやられる事となる。最終的にはお互いの兵器データを含む中枢システムに影響が出るほどの被害を生じ戦争は徐々に収束していった。
ノアシリーズ
地球人類が地球脱出のために建造した全長100kmを超える超巨大移民戦艦。クロノスの襲撃を見越して強力な武装が施されている。内部の中枢部には巨大な居住ブロックが設けられており、数千万の人々がそこで暮らせるようになっている。20隻が建造されて外宇宙に旅立ったが、クロノスの追撃によっていくつかは撃沈ならびに侵食を受けてその統治下におかれている。
クレイドル
ネェルアースに入植した移民戦艦<ノア11>の居住ブロックを中心に造られた大都市。大地に巨大な空洞を造り、そこに居住ブロックを埋めてジオフロントとした。ここには『ノア11』居住者たちの遺伝子情報が保存されているメインコンピュータがあり、最終防衛拠点としての意味合いを持つ。ネェルアースには他にも移民戦艦<ノア11>のパーツで造り上げた都市があり、そこにも遺伝子情報のあるサブコンピュータが存在する。
オノゴロ
『ノア11』においてAFを始めとする兵器開発を行うために設置した軍事要塞。機動戦艦<アマギ>やアマツシリーズの基地でもある。メガフロートとなっており海上を移動可能。緊急時には飛翔し浮遊要塞と化す。元々は移民戦艦<ノア11>のAF生産工場ユニットだった。中枢コンピュータからサルベージした移民戦争時代の兵器データを基に最新鋭の兵器の開発を行っている。大罪戦役では『ノア3』側の攻撃によって大打撃を受け貴重なデータ類が消失してしまった。そのため本編開始時ではデータの復元と並行して大罪戦役で活躍後行方知れずとなった兵器の発見回収を行っており、その役目としてサルベージャーが組織されている。
サルベージャー管理局
サルベージャーに仕事の斡旋をしている。サルベージャーによって回収された遺物はクレイドルで調べられる。サルベージャーに出来高で賃金を払っている。サルベージャーの現場では発見したAFを自分の物としたり他のサルベージャーの回収品を強奪したりするなどの問題行為が起きている(ハイエナ行為)が、それらには基本関与しない。そのようなずさんな対応をするのはサルベージャーに選ばれるのは基本パイロット資質のある者であり、彼等の操縦技術の向上を促しさらなる大罪戦役の遺物の回収を円滑に進めるためである。管理局の中にはハイエナに加担する者もおり、裏で取引が行われている。
サルベージャー
サルベージャー管理局からの指示のもと、各地に赴き大罪戦役で放棄された当時の遺物を回収し生計を立てている。また、貢献ポイントというものがあり、それが一定値に達するとクレイドルへの移住権が発生する。回収した遺物が高性能なAFの場合はそれを自分の物としてしまう者もおり、他のサルベージャーから回収品を強奪するという問題行為も起きている。
ヨモツヒラサカ
本編第一部の最終目的地。ノア11領とノア3領の境目にある海岸付近の火山地帯。大罪戦役の終盤、クロノスに乗っ取られ禍々しい姿へと変貌した<イザナミ>と当時のアマツシリーズが死闘を繰り広げた。<イザナミ>は多大な損傷を受けたがアマツシリーズは<タケミカヅチ>を除く全機が大破及び中破、その<タケミカヅチ>もパイロットが死亡してしまう。
ディバインリアクター(Dリアクター)
本編に登場する兵器の動力部。莫大なエネルギーを生成することが可能。
ディバイン粒子(D粒子)
Dリアクターより生成される粒子。重力を発生させる特性があり、これを利用したノアシリーズの艦内は1Gに保たれている。また、AFのコックピット周辺にはD粒子による重力制御装置が組み込まれており、機体稼働中パイロットに掛かるGを軽減している。そのためAFは異常とも言える機動力を発揮することが可能。
ディバインフィールド(Dフィールド)
D粒子を展開・固定する事による一種のバリア。ビーム兵器や物理兵器による攻撃を無力または軽減可能。AFや戦艦などに標準装備されている。
ビーム兵器
D粒子を高密度に収束したもの。ビームソードは高密度のディバイン粒子をエネルギーフィールドで一定範囲に固定することで剣状に固定している。
ディバインマテリアライズシステム(DMS)
高密度のD粒子を物質化するシステム。物質化したD粒子は並のビーム兵器を超える堅固さを持っている。またビーム兵器のように常に放出している訳ではないのでエネルギー消耗も抑えられるという利点がある。物質化したD粒子は出力が一定値を超えると粒子の運動が活発化し物質化が崩壊しビーム化する。このシステムを兵器として初めて実戦投入したのが<タケミカヅチ>専用ウェポンモジュール『フツノミタマ』である。
アサルトフレーム(AF)
本編に登場する兵器群の総称。装甲にはナノニウムと呼ばれる自己修復機能を持つ金属が使用されている。装甲部分はナノニウムアーマーと呼ばれる。また、アマツ型フレーム等のシャーマニックデバイス級の機体ではフレームにもナノニウムが使用されている。人型のAFの頭頂高は約16メートルが主流。
タカマガハラ計画(Project―TakaMagaHara)
大罪戦役時に『ノア11』内で実施された。移民戦争時代の兵器データの復活とそれによって戦況をひっくり返す高性能AF及びその他兵器開発計画を指す。その代表と言えるのがアマツシリーズの開発である。
アマツシリーズ
タカマガハラ計画によって開発され、大罪戦役で活躍したAFの一種。アマツ型フレームと呼ばれる共通の内部フレームを有しており、その頑丈かつ機動性に優れた性能により一般AFを凌駕する機体性能を発揮する。そのためアマツシリーズはシャーマニックデバイスと呼ばれ恐怖されていた。型式番号のTMHXはTMHX(試作型AFを意味する)を意味し、タカマガハラ計画によって生み出された高性能試作型AFを意味する。
ウェポンモジュール
アマツシリーズの性能を強化する拡張型兵装ユニットの総称。
シャーマニックデバイス
100年前の大罪戦役において猛威を振るった、移民戦争時代の技術が使用された高性能AFの異称。その言葉には驚異的な性能に対する畏怖が込められている。




