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38話

また人が増える・・・。

異世界生活130日目


バキッ・・・ゴキッ・・・ゴリゴリゴリッ。


「ああ~~、スッキリした。漸く馬車から解放されたわ」


王都からロスラリス領までの10日、馬車に乗りっぱなしだった為体がかつてない程に凝り固まっていた。

なお、不穏な音を出していたのは伸びをしていた俺の背骨である。


ロスラリス領随一の大きさを誇る領都ラリステリア。

その中心部に居を構えるロスラリス伯爵邸のその門の内側に俺たちはいた。


邸正面の大きな扉の前には使用人がずらり、その先頭には熊のような大男が1人と細マッチョなイケメン青年が3人、将来有望な美少年が2人、色気が爆発している美女が6人に美少女2人、美幼女1人が並んでいた。


熊のような大男がこちらに数歩歩み寄る。

その視線の先にいるのはロスラリスさんだ。


「只今帰りましたお父様」


「よく帰ってきたなメリア、そっちにいるのは話にあったメリアの同級生達だな」


「サングイネア子爵家が次男、アストルム・サングイネアと申します」


「スぺシオンサム男爵家が3男、ニル・スぺシオンサムと申します」


「ふむ、どこかで見た顔だと思えばサングイネア殿とスぺシオンサム殿の息子か。最後に会ったのはメリアの10の誕生パーティーかな。それでそいつが例の・・・」


「ええ、平民のケイです。お父様も見ていたでしょうが、武闘祭1年の優勝者です」


「ああ、憶えている。ルティス王子相手にも善戦していたのは記憶に新しい。ふむ、立ち話もなんだし

中で話そうか」


そう言って身を翻すと中に入っていった。


「では行きましょうか」


どうしたらいいのか分からないのでとりあえず俺は迷いなく進むロスラリスさんに付いて行く。



着いた場所はダイニングだ。


如何にも金持ちですと言いたげな無駄に長いテーブルに先ほど玄関で使用人の前に立っていた人たちが並んで座っていた。


「好きな場所に座るといい」


・・・と言われましても、席が多すぎてどこに座ればいいのか分からないぞ。


戸惑っているうちにロスラリスさんが座り、その隣にアストルムが、アストルムの隣にニルが座ったので俺もニルの隣に座ることにした。


座った場所に侍女さんが紅茶を出して、部屋から退出すると大男が口を開いた。


「ではまず自己紹介から始めようか、私はロスラリス伯爵家当主ウィリアム・ロスラリスだ」


大男がそう言った。


まあ、ロスラリスさんにお父様って言われてたし分かり切ってたけどね。

この人が当主であることは。


「では次は俺だ。俺はロスラリス伯爵家の長男イアンだ」


細マッチョイケメンその1は長男か。


「次は俺が、ロスラリス家の次男レオだ」


細マッチョその2。


「俺は3男のアルバートだ」


細マッチョその3。


「僕はロスラリス伯爵家長男イアンの子、クリスです」


美少年その1。7歳くらいか。


「僕はロスラリス伯爵家次男レオの子、ロイ」


美少年その2。少し小さいな、5歳くらいか。


「次は私ですね。ロスラリス伯爵家当主ウィリアムの妻セレナです」


「同じく、フランです」


「同じく、フローラです」


お色気美女1,2,3,だな。


いや、美女と言うより美魔女かな?すでに孫いるし。

っていうか若いな。親と子の年齢差20もないんだろうな。さすが貴族。さすが異世界。


「ロスラリス伯爵家長男イアンの妻マリーナです」


「ロスラリス伯爵家次男レオの妻ライラです」


「ロスラリス伯爵家3男アルバートの妻カレンです」


お色気美女4,5,6,だな。若い。20代も前半だろうな。地球なら女子大生と言っても全然いける。

流石に高校生は色気あり過ぎるから無理だろうけど。


「私ですね、ロスラリス伯爵家次女シーラです」


「次は私、ロスラリス伯爵家3女ミア」


美少女1,2,地球だとJCだな。


「私はロスラリス伯爵家長男イアンの子ルーシーです」


美幼女、5歳くらいか。かわいいな。・・・いや、断じてロリコンではないぞ。


「では最後にわたくしですな。ロスラリス伯爵家の家宰をしておりますロベルトと申します」



漸く自己紹介が終わった。


でも憶えられる気がしない。

間違えたら命にかかわりそうだしどうしようか。

しかし、貴族はどこもこれくらいいるのかな?

どうやって覚えてるんだろうか。


暫くは裏技として鑑定を使って確認するしかないな。

あまり無闇に使うのは避けたいけど本当に間違えるとやばいだろうし。
















____________________________

ステータス


名前:ケイ


年齢:15


スキル

鑑定Lv4(200/400) アイテムボックスLv5(180/500)

投擲Lv3(157/300) 剣術Lv7(368/700)

槍術Lv3(154/300) 槌術Lv3(154/300)

斧術Lv3(154/300) 杖術Lv3(154/300)

盾術Lv3(154/300) 火魔法Lv7(698/700)

水魔法Lv6(6/600) 風魔法Lv6(203/600)

土魔法Lv5(406/500) 聖魔法Lv5(349/500)


ユニークスキル

練度増加Lv4(153/400)

___________________________










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