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35話

武闘祭が終わった・・・。


疲れた。

異世界生活84日目


武闘祭4日目(最終日)


武闘祭の2日目と3日目は2,3年生の試合を見ているだけで終わった。

だが、偵察としては良い日ではあった。


何せ俺は1年の優勝者であり今日ほかの学年の優勝者と戦うのだから。

全部見ても試合内容など覚えられないし、俺が戦うのは学年から一人ずつだけだ。

そういう意味で見る必要のない試合も多かったのでA、Sクラスの代表が出ている試合だけ見ていた。


結果は2,3年ともにSクラスの生徒が優勝しており、それも試合前から優勝候補として筆頭にいた人物であり特に注意して見ていたのでかなり情報は集まったと思う。


この、優勝者同士の戦いはトーナメントであり、1年と2年が戦い、勝者が3年と戦うことになる。

つまり、まず俺の相手は2年の優勝者である訳なんだがまず一つ、すごく戦いずらい。相手の身分的に。


今更じゃん?と思う方も多いだろう。


確かにそうだ、平民でありながら今までに倒してきた相手は貴族の子弟。

それも最高で伯爵の子弟という身分を持つ奴をぶちのめした。

もし学園じゃ無い所でしたら確実に首が物理的に飛ぶ。


だが忘れてないだろうか、伯爵の上に2つの貴族位と王族いることを・・・そして1学年上である2年にはその王族がいることを。


もちろん俺も覚えていたよ。

でも、王族がSクラスにいるとも限らないよねと思っていた。

武闘祭2日目に王族がSクラス代表で出てた時はマジかと思ったよ。

でも、Sクラスの代表が優勝するとも限らないし、何よりSクラスの代表も3人いるよねと思っていた。

ニルからその王子様が去年優勝していて今年の優勝候補筆頭だと聞いた時はマジかと思ったよ。

そして実際に王子様が優勝した時の俺は絶望したよ。


あと、3年は侯爵の子弟が優勝した。


それと俺が決勝で戦った相手は伯爵の子弟なんだとか。

ニルにあとから聞いた。


この結果を見て思う事は無いだろうか?


そう、王族と貴族ばっかりであると。

これには一応の理由がある。


端的に言えば遺伝だ。

またしてもニル情報だが、特に得意武器、魔法属性、魔力量は親に似るのだとか。

これを聞いた時俺は遺伝だなと思った。

そして王族は元を辿ると圧倒的な武力で地域一帯を平定した初代国王に行きつく。

ではその初代国王はどこの生まれなのか?

それは知らんらしい。

王族なら知っていてもおかしくは無いとニルは言うがたとえどこの出だとしても100%能力が遺伝する訳でもない。

日本にもトンビが鷹を生んだという言葉があるように才能の無い親に才能が生まれることだってある。

その逆もまたしかり。

だがそんなことは重要ではない。

重要なのは、才能のある親から才能のある子か生まれる確率の方が圧倒的に高いこと。

初代国王は圧倒的な才能を持ち強大な武力を持つに至ったこと。

現国王とその子である王子王女たちには確かに初代国王の血が流れていることである。

貴族たちにもそれは言える。

姫が降嫁という形で貴族家に嫁げば貴族にも王族の血が流れる。

それも地位の高い貴族であればあるほど濃い血が。

その他にも戦争で活躍した騎士や偉業を成し遂げた冒険者が貴族に成ることがある。

いずれも高い才能を持った強者であり、貴族社会とは強者の血を取り込みやすいように出来ているのである。

これが王族や貴族が強い理由その1である。

そのような王族貴族たちが、幼少の頃より優れた人材による教育を受けているのである。

そりゃあ強くもなるよと言いたい。

そしてその最たるものが王族である。

この国で最高の遺伝子を持つ子がこの国で最高の英才教育を受けて育つのだ。


ここまで長々と語っておいて結局何が言いたいのかって言うとまあ



王子強すぎってことだな。



2年生同士の戦いを2日目に見たわけなんだけどもう圧倒的な強さだったよ。


そして実際に戦ってみてさらに強いなと思った。

戦って負けたしな。


得意武器は俺と同じく剣だったけど普通に俺よりレベルが高かった。

きっと小さいころから剣を振り続けてきたんだろうなーって戦闘中に思ってしまったほどだ。


マジで何回も斬られたね。


防御に徹して防いではいたんだけど防ぎきれず斬られるんだ。

普通なら何回か斬られてたあとは追撃されこっちの集中が切れたらとどめで終わりだろうからそんなに斬られることは無いはずなんだがな。

俺は聖魔法が使えるから斬られたそばから治していった。

スキルレベル的に致命傷になるような傷や、深い傷は治せないんだけど身体強化を使っていることと剣自体が鉄でできた武器ということから傷は浅く、治せてしまう程度の傷しか負わなかったのがある意味で何度も斬られる原因だった。


魔法に関しても全然俺には及ばないものの学生たちの中ではダントツに魔力量が多いのだろう。

魔法をガンガン撃ってきた。

俺も魔力量にモノをいわせて防いだり反撃をしたりしていたのだけれど最後は焦れたのか使える最大量の魔力を込めた一撃を放ってきて、俺は防御するも突破されて致命傷を負い、聖魔法が発動して負けた。

魔力量は圧倒的に俺の方が多いのだけれども魔力路は膨大な魔力を生かせるほどに広くない。

対して王子は俺や同じく王族を除く他のものと比べるとダントツで魔力量が多く、幼少のころからの英才教育の成果なのかそれに見合った魔力路を持っている。

魔法はイメージ次第で強くなるが、イメージの弱い魔法に魔力を込めまくっても強くなる。

王子の魔法イメージが弱いはずもない。

いくら魔力が多くてもイメージ力にそれほど差は無く、その上出力が負けている為に魔力でごり押しをされると流石に負けるというものだ。


だが、俺の粘りは王子にもダメージを与えていたらしく、魔力量が大幅に減った王子は次の3年生との戦いで負けてしまっていた。


結果、総合優勝は3年の先輩になり学園最強、王子が学園で2番目、俺が学園で3番目に強いという評価がつけられた。


まあ、俺は3年と戦ってないから本当に3番目なのかは疑わしい所ではあるが。





















____________________________

ステータス


名前:ケイ


年齢:15


スキル

鑑定Lv3(84/300) アイテムボックスLv3(245/300)

投擲Lv2(26/200) 剣術Lv5(412/500)

槍術Lv2(23/200) 槌術Lv2(23/200)

斧術Lv2(23/200) 杖術Lv2(23/200)

盾術Lv2(23/200) 火魔法Lv6(184/600)

水魔法Lv4(120/400) 風魔法Lv4(305/400)

土魔法Lv4(94/400) 聖魔法Lv4(85/400)


ユニークスキル

練度増加Lv2(165/200)

___________________________










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