↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/62

29話

戦闘って難しい。


一回戦の自分の試合が終わったので舞台から降り闘技場の観覧席に腰を落ち着ける。


有名で大人気の武闘祭に席の空きなどあるのか?と思ったりもしていたがそこはやはり学園の施設で学園の行う祭り、ちゃんと学生用の観覧席は用意されていた。


小腹が減るので事前に買ってアイテムボックスに入れておいた焼き串を片手に観戦をする。

気分はスポーツ観戦中のおっさんである。


元高校生で今も学生であることは気にしてはいけない。


因みにこの世界では成人、つまり15歳から酒は飲めるがさすがにこの後も試合が控えているのにアルコールを摂取するほど馬鹿ではない。


そもそもこの世界の酒は美味しくない。


その後も観戦を続けいつか戦うかもしれない相手の手の内を出来るだけ見る。



試合は順調に進み、特に波乱の展開が起きた試合もなく順当にS,A,B,Cクラスが勝ち進んだ。



俺の次の相手はBクラスの生徒である。


先ほどの試合ではDクラスの生徒と当たっており見た感じは結構消耗していた。

クラス的に格下であり尚且つ魔力の総量が桁外れに多い俺と消耗した状態でやる必要がある。


何というか・・・敵ではあるが若干同情してしまう。


とは言え、身体強化では殆ど魔力は失わないし武術は技量と体力の勝負。気を抜かずに行こう。



「2回戦第一試合出場者、Aクラス代表・・・ケイ!!!Bクラス代表・・・リリム・シナリス!!!」


こやつも貴族の出か・・・。


絶対に親とか見てるよな。やだなあ。相手の家格が分かんないから更にやりずらい上に衆人環視の中女の子を痛めつけるとか気が進まない。


Heiニル、シナリスで検索かけて。


なんて言ってる場合じゃねえだろう。



審判がコインを弾き、地に落ちた音で戦闘が開始する。


身体強化を施したその身で突っ込んでくる。

相手が手に持つは槍。


対する俺も身体強化を施し剣で受ける。

1合武器を交えてみて少し分かったが、この少女の先ほどの1撃では俺を超えている技量の持ち主であるとは思わなかった。

もちろん手を抜かれている可能性はある。


今度はこちらから攻める。


その細腕に似合わない総鉄製の槍を軽々と巧みに操り俺の攻撃を防ぐが、いくら身体強化を施しているとはいえ男と女。

その肉体本来が持つ力から差が出ており徐々にではあるが押されていく。


こちらの隙を見て大きく後ろに下がり呼吸を整える。


このまま武術で勝負し続けていてもいずれ負けると分かったのだろう、纏う雰囲気や顔つきが変わり、またこちらに向かって突っ込んできた。


先ほどと違う点は魔法を使用しているという点だろう。


複数の風矢をこちらに撃ち込みながら突撃してくるが俺は風壁を体に沿って発動させ、つぎ込める魔力をすべて風壁につぎ込んだ。


その風体はもはや壁ではなく鎧であり新たな魔法として風鎧と名付けるのがいいだろう。


風属性という不可視な魔法を攻撃手段に選ぶのはとてもいい。まあ、風属性しか持っていない可能性もあるだろうが。


だが不可視だとしても感知する方法はあり、水属性で霧を発生させたりすればすぐにわかるが・・・

何より一番簡単なのが同じ風属性を持っていれば風の不自然な動きや発生を感知できるのだ。


つまり俺には風属性の不可視というアドバンテージは通用しない。


そして風属性の矢と鎧、矛と盾の関係ではあるがどちらが勝つのか、要因はただ一つ。

その魔法に込められている魔力の量である。


たとえ現段階で彼女が俺より魔力路が広く、風魔法のスキルレベルが高く、魔法を操る技量が俺より優れていたとしても『複数』の風矢を発動している時点で勝ち目はほぼない。


複数ということは魔法の数に応じて魔力の量も分散しているからである。

対して俺は風鎧の一つに操れるだけの魔力をすべてつぎ込んでいる。


当然、結果は彼女の風は俺の風に飲み込まれて消え、攻勢に出た俺の攻撃を防ぎ反撃するも風鎧に弾かれ隙を晒したところに剣でバッサリ。


身体強化を施している為それほど傷は深くなく戦闘行為も可能ではあったが痛みに精彩を欠き、ついには俺の渾身の一撃をその身に受けて倒れたのだった。






























____________________________

ステータス


名前:ケイ


年齢:15


スキル

鑑定Lv3(73/300) アイテムボックスLv3(212/300)

投擲Lv2(20/200) 剣術Lv5(342/500)

槍術Lv2(17/200) 槌術Lv2(17/200)

斧術Lv2(17/200) 杖術Lv2(17/200)

盾術Lv2(17/200) 火魔法Lv6(122/600)

水魔法Lv4(59/400) 風魔法Lv4(259/400)

土魔法Lv4(45/400) 聖魔法Lv4(44/400)


ユニークスキル

練度増加Lv2(150/200)

___________________________








よろしければブックマークと評価お願いします。


感想の方もよろしければお願いします。

感想が来た場合は全身全霊をもって返信します。


現在の返信確率100%!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。