27話
我帰還セリ。
麻酔が切れた後の傷跡が痛みます。
今日は短め。
異世界生活81日目
武闘祭本番当日を迎えた。
今日までの10日間は授業も最小限でクラスが一体となって俺たち
代表者をバックアップしてくれた。
対人戦、特に魔法を使う相手との戦闘経験が不足している俺にとっては
ありがたいことこの上なかった。
普通の人にとっての10日間は相手の対策や立ち合いを数多くこなすことで
出来る限り経験を積むこと。
そのくらいしかできない。
だが俺にとっての10日間はスキルを上げる十分な時間になった。
経験を積み、そのうえで自分の実力を1,2段上げることが出来たのだ。
かなり有意義な時間だった。
武闘祭の説明をしよう。
武闘祭は学年別の準決勝までトーナメントになる。
24人でトーナメントを組んだ場合決勝は三つ巴になる。
三つ巴の場合は2対1という構図が出来上がる可能性がある為
決勝進出者の3人は総当たりで上位2名を決めて、上位2名で決勝が行われる。
つまり総当たりと決勝で同じ相手と2度戦うということが起きる。
総当たりで勝ったとしても手の内がばれて決勝で負けるケースというのも
多いそうだ。
1学年1日という日程で3学年分ある為3日間かけて全学年の優勝者を決める。
そして全学年の優勝者が出そろった翌日に学年の優勝者同士が戦うこととなる。
まず1年と2年の優勝者が戦い、勝者が3年と戦うことになる。
魔力の回復にかかる時間の都合で8時間の間が空く。
その間はエキシビションマッチとして騎士や冒険者が戦ったりする。
流石に学生の試合を賭けの対象にするわけにはいかないがこちらでは賭けが
行われるので熱狂度で言えばこちらの方が高かったりする。
もちろん試合には王族貴族が見に来る。
理由としてはプロ野球のスカウトマンが甲子園を見に行くのと同じだと言えば
分かりやすいだろうか。
貴族の私兵として強い者を雇いたい。王国騎士団に勧誘する人材を探したい。
強者を把握しておきたい。
理由は様々なれど、結局は強者に注目が集まるということだ。
武闘祭の総合優勝の経験を持つ王国騎士団長は多い。
武闘祭の優勝者という肩書は王国の世代最強という肩書と同じなのだ。
前世ではそう言ったものとは全く縁の無かった俺は結構緊張をしている。
初戦からいきなり大物同士が潰しあわないようにトーナメントの並びは
ある程度配慮がされていると聞いているので初戦で敗退することは無いだろうが。
え?公平性?そんなものを王族や貴族といった存在に求めることはナンセンスである。
気にしたら負けという奴だ。
開会式が終わりトーナメントの相手が発表された。
俺の相手はEクラスの奴のようだ。
名前から見て男だ。
苗字はあるので貴族だとわかるが所属クラス的に騎士爵か男爵のところの子
だろうな。
というかそうであれ。面倒なのはごめんなのでな。
試合前からちょっとの疲労とかなりのストレスを抱えてしまってイライラしている
ので全力で叩き潰す。八つ当たりな気もするが。
ストレスの理由?
たとえ世界が変わろうともジジイの話の長さが変わることは無い。
そういうことだ。
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ステータス
名前:ケイ
年齢:15
スキル
鑑定Lv3(73/300) アイテムボックスLv3(212/300)
投擲Lv2(20/200) 剣術Lv5(342/500)
槍術Lv2(17/200) 槌術Lv2(17/200)
斧術Lv2(17/200) 杖術Lv2(17/200)
盾術Lv2(17/200) 火魔法Lv6(122/600)
水魔法Lv4(59/400) 風魔法Lv4(258/400)
土魔法Lv4(43/400) 聖魔法Lv4(44/400)
ユニークスキル
練度増加Lv2(150/200)
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