15話
新章開幕!!!
章分けしてないけど。
異世界生活32日目
早朝
今日から俺は王都に向かう。
そのための準備は万端である。
野営用のテント、そして食糧。
王都までの道のりは馬車で2日。王都行きの商隊に同乗させてもらう
ことにした。
冒険者なら護衛依頼でも受けて行けよと思う人も多かろうが、今いる
街から王都までの護衛依頼は無いのだ。
というのも今いる街は王都に1番近い街の内の一つなのだ。
必然、王都に行くにはこの街を通る必要があり、交通量がかなり多い。
交通量がかなり多い道は国にとっても重要な道といえるためかなり
整備されている。
それに魔物もほとんど出ることは無い。出たとしてもゴブリンやウルフ
なのですぐに倒されるのだ。
盗賊の類もいない。王都に近いところで盗賊行為を働くなどただの自殺行為
でしかない。
よしんば盗賊行為が成功したとしてもすぐに王都に連絡が行き討伐隊が
組まれて終わる。
と言う訳でこの旅はかなり安全なのだ。
貴族が乗った馬車が襲われているなんてご都合主義はありえない。
むしろこんなところで貴族の乗る馬車が襲われていたらかなりやばい。
どんだけ護衛の騎士団弱いんだよって話になる。
まあそもそも貴族が襲われていたとして、その襲われている馬車の中に
必ず美少女がいるなんてことはありえないだろう。
夢がない・・・とは言いうなよ。
ぶっちゃけた話が平民から見た貴族の印象って基本的に権力を傘に着て
やりたい放題、まあ悪印象しかない。
貴族に近い権力者ほど貴族に対して悪感情を抱いておらず、貴族から
遠い者ほど貴族に対して悪感情がある。
まあ、搾取する側される側でいい印象を持ってないのは当然といえば当然
だが何よりもこの世界ではこの言葉が当てはまる。
『悪事千里を走る』
地球でも悪いことはすぐにメディアに流れ千里を走っていたが同時に良いことも
同じような速度で広がっていった。
だがこの世界では悪いことばかり広がる。
誰かが言った。『人の不幸は蜜の味』
まさしくその通りなのだろう全くもって怖い世の中だ。
◇◇◇◇◇◇◇◇
異世界生活33日目
昼
商隊一行はそうそうに街を発ち1日後王都についた。
王都について一番最初に思ったことはデカいだった。
いや、さすがに前世の地球の首都とかとは比べ物にならないけどね。
1ヵ月この世界で暮らして色々感覚が馴染んできた時に見ると大きく感じる。
異世界に来て思ったことだが街の大きさ以上に賑わっていると感じた。
まあ異世界には屋内での仕事ってあんまりないから結構街中に人が
溢れている。
王都でもそうだ。活気がある。
とりあえずぶらつこう。
いい匂いのする屋台で串を買い食べ歩きながらぶらつく。
王都の中心から遠いところではバザーのような売り方や屋台が目立ち
中心に、王城に近づくにつれ商店やレストラン、宿が立ち並ぶ
ようになっていた。
さらに王城の方に近づくと、ギルドや教会、学校のような大きな
建物が並んでいる。
その先は貴族街で俺には入ることが出来なかった。
当たり前か。
貴族街でも王城に近づくにつれ屋敷が大きくなっていた。
流石に入れないところに無理やり侵入してやろうと思うほど馬鹿では
無いので素直に引き返す。
そしてまたぶらついていると学校ぽいものに俺と同じくらいの
年齢の少年少女がいっぱいいた。成人してるけど。
「あれってなんで人だかりが出来てんの?」
近くにいた屋台のおっちゃんに食い物を買うついでに聞いてみた。
「あれは貴族様といいところのおぼっちゃんが学園の入学試験を受ける
為に集まってんのさ」
ああ、なるほど入試ね。ウッ、頭が・・・。
なるほどねえ。
「あれって誰でも受けれんの?」
「今年成人した奴が金を払えばな」
「金なあ、いったいいくら取ってるんだろうな」
「金貨10枚だな」
日本換算で・・・1000万円か。
「たけぇ、しかもそれだけ払っても必ず受かるわけではないのか」
「そうだな。だが受かった時のメリットはでかいぞ」
「へぇ、どんなメリットがあるんだ?」
「平民で試験を受ける奴は大体が商人の子供だったりするからな、
学園に通い卒業をしたという箔がつくし、相当なヘマをしない限り
どっかの貴族様とのコネが出来る、女なら下位貴族の嫁になれる
可能性だってあるしな」
「なるほどそれはかなりのメリットだな」
「デメリットもあるがな」
「ほう、それは?」
「貴族に睨まれたら終わりだ。特に高位貴族にな」
「確かにそうだな」
「後ろ盾に同じ位権力を持つ貴族でもいれば別だがそもそも
後ろ盾があるような大商会の子ならそんなヘマをやらかすこと
はそうそうないだろうが」
「なるほどねぇ、おっちゃん詳しいな」
「何十年も毎年見てるし、ずっとここで屋台やってりゃあそれなりに
詳しくもなる」
「そりゃそうか、ありがとよおっちゃん。俺も受けてくるわ」
「!?貴族様か商会のご子息様だったのか・・・ですか?」
「あははは、違う違う。ただの平民の冒険者だよ。丁度15歳で金も
持ってたから受けてみようって思っただけだよ」
「んだよ、めちゃめちゃ焦ったじゃねえか。貴族様にこんな口の利き方
したら潰されること請け合いだぜ全く」
「そりゃ知らねえ、じゃあ行ってくるわ」
「がんばれよ」
____________________________
ステータス
名前:ケイ
年齢:15
スキル
鑑定Lv2(49/200) アイテムボックスLv2(138/200)
投擲Lv1(32/100) 剣術Lv3(287/300)
槍術Lv1(31/100) 槌術Lv1(31/100)
斧術Lv1(31/100) 杖術Lv1(31/100)
盾術Lv1(31/100) 火魔法Lv4(286/400)
水魔法Lv2(191/200) 風魔法Lv3(107/300)
土魔法Lv3(11/300) 聖魔法Lv2(137/200)
ユニークスキル
練度増加Lv1(64/100)
____________________________
次回から学園ものです。
普通に学生するか、高ランク冒険者になって臨時教師を引き受けて
学園ものにするか迷った。
キーワードに学園をつけていたら学生をやると思っていたか!ハハハハハ。
なんてことも若干やりたかったけどやめた。
よろしければブックマークと評価お願いします。
感想もよろしくお願いします。
感想がいただけた場合には全身全霊を賭してでも返信します。




