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Das Heldenlied Neu ヘルデンリート・ノイ  作者: Siberius
Neu Artemidora
32/196

竜人サウラ

竜人サウラはスマートに着地した。

サウラはセリオンの前に躍り出た。

「おまえは人間じゃないな? おまえみたいな奴もツヴェーデン軍にいいるのか?」

「ウフフフ! 正確には私のような竜人はアルテミドラ様に仕えているのよ。暗黒の大魔女アルテミドラ様にね」

「みんな、ここも俺に任せてくれ。俺がこの女の相手をする」

「じゃあ、戦いを始めましょうか、英雄さん!」

セリオンとサウラの同時攻撃。

セリオンは大剣で斬りつけ、サウラは大きな棍棒でセリオンを打撃しようとした。

セリオンは鋭い突きを出した。

サウラはそれを棍棒で受け止める。

セリオンは連続で大剣を振るった。

サウラはそれをガードする。

サウラはどうも嬉しそうな顔をしていた。

砕撃さいげき!」

サウラは強力なパワーの攻撃をセリオンに打ちつけた。

セリオンは蒼気を大剣にまとわせて、この攻撃を防いだ。

「ウフフ! よく私の攻撃を防いだわね? その蒼い闘気のせいかしら? 名前はなんていうの?」

「この闘気は蒼気という」

「そう。私は炎と風の二つの属性が使えてね、今からそれを見せてあげる!」

サウラは棍棒を振るって旋風を起こした。

サウラの「旋風棍せんぷうこん」である。

旋風がセリオンに迫る。

セリオンは蒼気の刃「蒼波刃」を出した。

蒼波刃は旋風をぶった斬ってサウラのもとまで届いた。

「ううっ!?」

サウラは棍棒で蒼波刃を受け止めた。

「やるわね。三重風刃!」

サウラは風刃を三重にして放った。

当然、切断力も三倍だ。

セリオンは神剣サンダルフォンの力を引き出した。

銀色の刃が風刃を叩き斬る。

サウラは一瞬にして間合いをつめてきた。

サウラの炎の棍棒がセリオンを打撃する。

サウラの「火炎棍かえんこん」である。

セリオンは蒼気の刃でそれを防いだ。

サウラは左手を前にかざした。

サウラの手から炎の息がでた。

サウラの「ドラゴンブレス」である。

セリオンは蒼波斬でドラゴンブレスを斬った。

今度はセリオンがサウラに接近した。

そして、大剣でサウラを貫いた。

「なっ!? この私が……ふ、不覚……」

サウラは倒れた。

サウラの戦死によってツヴェーデン軍全体が動揺した。

さすがにここまでやられては、もはや誰の頭にも撤退しか考えられなかった。

「ぐぬぬ! てっ、撤退だ! 撤退する!」

マイヤーは撤退の命令を出した。

その時、功を焦って、聖堂騎士たちがツヴェーデン軍に追撃をかけた。

しかし、スルトはこれを思いとどまらせた。

「む! いかん! 全軍後退! ツヴェーデン軍を追うな!」


アルテミドラの宮殿はツェツィーリエンホーフ(Zäzilienhof)といいツヴェーデン帝国時代に皇族が使用していたものである。

マイヤー大佐は氷漬けにされていた。

「無能者め。失敗しておめおめと帰ってくるとは。まあ、よい、その罪は死によってあがなうがいい」

アルテミドラが冷たく言い放つ。

アルテミドラは黒いイブニングドレスを着ていた。

その体の肉感が煽情的だった。

マイヤー大佐は「撤退」の罪によって処刑され、責任を取らされた。

アルテミドラにとって任務失敗は即「死」を意味した。

マイヤーは撤退ではなく方向転換だと主張したが、アルテミドラの怒りを招くばかりであった。


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