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Das Heldenlied Neu ヘルデンリート・ノイ  作者: Siberius
Neu Artemidora
20/196

水のオーブ

セリオンはニクシーがいるという川を訪れた。

ニクシーは人を川に入れておぼれさせ、溺死させるという。

「あら、そこの男のかた?」

「ニクシーか?」

「ウフフフフフ、そうですわ」

ニクシーは金髪のロングヘアに、全裸の姿だった。

「そこのすてきなあなた。私ととても気持ちのいいことをしない?」

(罠だ、これは。惑わされるな)

「ウフフフフフ」

ニクシーは魅了の力や、男の性欲を刺激してきた。

セリオンは必死にそれに耐える。

(これは嘘だ。結局は俺をおぼれさせるだけの策略にすぎない)

セリオンに性欲が襲いかかる。

セリオンは光波刃を放った。

「光波刃!」

「きゃああああ!?」

そのとたんに、セリオンに押し寄せていた衝動がすべて消えた。



ニクシーを倒すという二つ目の試練もセリオンはクリアしてきた。

「ウンディーネ、戻ったぞ」

セリオンはウンディーネの家に戻ってきた。

「第二の試練もクリアするとは……よろしいでしょう。第三試練を教えましょう。第三の試練はこの私と戦って勝つことです。よろしいでしょうか?」

「ああ、いつでも準備はできている」

セリオンとウンディーネは川のそばで戦うことにした。

「さあ、その暴竜ファーブニルを倒した力を、この私に示しなさい! さすれば道は開けるでしょう!」

ウンディーネは槍を出した。

ウンディーネは三連の突きを放った。

上段・下段・中段と突きを変えてくる。

セリオンはすべて大剣で弾いた。

さらにウンディーネに反撃した。

ウンディーネは苦悶の声を出す。

「ううっ!?」

ウンディーネは形勢不利と見たのか後退する。

「やりますね。さすがは英雄。そうこなくては。それではこちらも力の出し惜しみはしません! 水泡槍!」

ウンディーネは槍から、水の槍を放った。

セリオンはそれをよける。

ウンディーネはなおも水泡槍を連発してくる。しかし、セリオンには一発も当たらなかった。

「なら、これでどうですか? 水刃!」

ウンディーネは大きな水のカッターを出した。

セリオンは蒼気を出して、水の刃を無力化する。

渦巻うずまき!」

水の渦巻がセリオンに襲いかかる。

渦巻は水しぶきを上げながら、セリオンに接近してくる。

セリオンは蒼気の刃を出した。

そして、渦巻を一刀両断にした。

水滝みずたき!」

ウンディーネは水の流れを連続して起こした。

これもセリオンは蒼気の刃を放って斬り裂いた。

ウンディーネは突然接近してきた。

セリオンはそれに対応した。

ウンディーネは槍先から突きを繰り出した。

それもただの突きではない。

水の威力をドッキングした突きだ。

これは「水撃突すいげつとつ」だった。

セリオンには回避しか道は残されていなかった。

水の突きがセリオンにかわされる。

「……水撃突もかわしますか。……なら、これならどうでしょう! 水降撃すいこうげき!」

ウンディーネは大きくジャンプした。

それから上方から下方に降り、突きを出した。

セリオンは蒼気を出した。

その蒼気の刃でウンディーネを迎え撃つ。

二人の刃が炸裂した。

ウンディーネが揺らいだ。

これはセリオンにとってチャンスだった。

同時に、それを逃すようなセリオンではない。

セリオンは蒼気の刃でウンディーネを斬った。

「……」

ウンディーネは着地した。

「……さすがはセリオン殿。お見事です。あなたは第三の試練も突破しました。その証としてこの水のオーブを差し上げましょう」

「感謝する」

「やったー! セリオン! これで水のオーブも手に入れたのね! これでもうここにいる必要もないわね! 次は土のオーブを手に入れましょう!」

ターニャが和気あいあいと言ってくる。

「次はどこに向かうんだ?」

灯花とうかの森デンドリティス(Dendritis)よ!」


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