表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
31/36

「隣人たち」

 江戸川探偵事務所のあるビルの隣、空き部屋だった一室に、いつの間にか新しい入居者が越してきていた。

「安藤さん、見ました? 隣、女性三人組が引っ越してきたみたいですよ」

江戸川が窓から覗きながら言うと、安藤も釣られて視線を向けた。荷物を運び込んでいるのは、いずれも二十代から四十代とおぼしき女性たちだった。

「西野千紗都、古田麻尋、星野由紀子……表札にそう書いてあるな」

「三人で共同生活なんですかね」

安藤の目つきが、探偵の勘というより、元刑事の勘に変わった。

「……荷物の運び方、素人じゃないな。動きに無駄がない」

太田が「らくか」で噂を聞きつけ、渋い顔をした。

「実はね、うちの常連さんから聞いたんだが……あの三人、関東方面で『何か』やってた噂があるらしい。真偽は分からんが」

「何か、って?」江戸川が尋ねる。

太田は声を潜めた。

「……物騒な意味での『仕事』をしてた、って噂だよ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ